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大腸がん日記 1年7日目
土曜日で仕事は休み。恒例のにんじんリンゴジュースを作って飲んだ。
以前はこれを飲むと腸がゴロゴロと音を立てて動いたり、頭痛(好転反応とかいうヤツ?)がしたりしてたんだけど、最近はうんともすんとも言わない。
私的にはこのジュース、休日が始まるぞっていう、ある種のイベント的な意味がいつの間にか刷り込まれていて。
だからこそ最近のうんともすんとも状態にちょっとモヤっている。
このジュース、がんの民間療法で推されているけど、私の場合はそれではない。健康法のひとつと言ったらしっくりくるかも。
術後の体力回復とか抗がん剤治療のダメージ回復とかを目的に、にんじんリンゴジュースとしょうが紅茶で体温を上げて免疫力アップ、みたいなのに希望を感じたんだよね。
今はちょっと残念な感じだけど、せっかくこのために購入したスロージューサーを活用しなければ。
義務感かもしれないけど、もうしばらく続けてみようとは思ってる。
この日はやっと、今月初めに受けた子宮頸がん検診の結果を聞きに行ってきた。
結果は……
所見なし!精密検査不要!
正直に言って自覚症状は何もなく、あまり心配はしてなかったのだけど。
それでもやはり結果を聞くときはドキドキしたし、結果がわかってほっとした。
先生がおっしゃるには、今回の検査の時点では問題なかったということ。自治体の子宮がん検診は2年に一度となっているが、その間に罹患する可能性はどんな女性にもある。
ちょっとしたことでも、気になる症状があれば早めに受診するように、ということだった。
私は今まで一度も子宮頸がんの検診を受けてこなかった。
もしかしたら記憶にないだけで、前に産婦人科に通っていた頃に、治療のついでに受けたことがあったかもしれないけど。
自主的に行ったのは初で間違いない。
昨年、大腸がんがわかってから知ったことや気付いたことがたくさんある。
そのひとつ、がんは「早期発見」「早期治療」がベストだということ。
100%ではないにせよ、がん検診はそのベストを叶えてくれるはず。
そんな貴重な機会を自ら棒に振っていたなんて、ね。
転んだって、ただじゃ起きないぞ!