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最新のお仕事|Tokyo Art Navigation
写真家の櫛引典久さんの写真と、東京都江戸東京博物館学芸員の田中実穂さんの解説で、都内の庭園をめぐる連載「東京の静寂を探しに」。
今回は東京都現代美術館でおなじみの清澄白河にある、清澄庭園に出没です!
三菱財閥の祖・岩崎彌太郎、彌之助、久彌と三代にわたって継承された、明治の名庭「清澄庭園」。彌太郎が全国各地から集めた石を配した庭は、ジョサイア・コンドルによる洋館、日本館、数寄屋造りの建物を備えた社交場であり、三菱社員の慰安の場でもありました。
以前、近隣に住んでいた友人から鳥がたくさんいると聞いていましたが、取材当日もアオサギやカモのほか、カメやコイ(巨大)がいて、とても生命を感じるお庭でした。
前編では庭園の歴史と造形的特徴、後編では見所のある石を、櫛引さんの撮り下ろし写真で紹介しています。贅沢!
毎回センター長さんに庭園をご案内していただくのですが、本連載のバックナンバーをみて予習(?)してくださり、事前に資料もまとめてくださいました。
なかなか記事の感想やフィードバックをいただく機会がないので、まず読んでいただいたことが驚きで、取材先の方々に喜んでいただけて嬉しい限りです!
先方にネタをいただいて記事にしているので、取材したことで少しでも先方のプラスになって欲しい。
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清澄庭園では、受付脇の箱に寄付(金額は任意)すると、庭園内の石(なんと80点強!)について解説したガイドブックや岩崎家ゆかりの邸宅・庭園を紹介する冊子がいただけます。
冊子片手に彌太郎自慢の石コレクションを鑑賞すれば、あなたも石博士になれるかも?!
信じられないほどの暑さが続きますが、帽子に日焼け止め、虫除け、水分補給をしっかり行って、庭園で自然浴はいかがでしょうか?
石が濡れて美しいので雨の日の訪問もオススメですが、滑りやすいのでご注意を!(筆者は滑ったよ!)
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