最新のお仕事|『美術手帖』2024年4月号(台南市美術館の紹介)
『美術手帖』にて、台南市美術館のタイアップ記事を書かせていただきました!
(資料をベースにリサーチしつつ書きました)
台湾いいですよね。美味しいもの食べてお茶飲んで雑貨見たい!
国立故宮博物院とコラボレーションした展覧会をメインに、台南市美術館の紹介をしています。ちなみに国立故宮博物院ですが、ウェブサイトは日本語切替で楽々読めて、日本の修学旅行生向けのPRページもあります。
かつて東京国立博物館でも展示していた《清 翠玉白菜》ですが、国宝ではなく重要古物(重要文化財のようなもの)、福岡展に来ていた角煮もとい《清 肉形石》は国宝だそう。
校正を見て「本当に? 間違ってない? でも先方(美術館)の校正が反映済みだから合ってるのか……」とオロオロしてしまいました。
台南市美術館はアール・デコ様式の1館と現代建築の2館があり、日本人の建築家や美術家とも関わりが深く、世界的な美術館ともコラボレーションを展開。
台南市の街並みや市民に開かれた場所でありながら、古今東西のアートが交わる場所と言えます。
台湾観光の際には、ぜひプランに入れていただきたいですね!
特集は「世界のアーティスト2024 「多様性の時代」のコンテンポラリー・アート」。カタカナの名前の中に毛利悠子さんと栗林隆さんが。
今回の特集は、現地のライターや研究者らに意見を求めて作家を選出した結果、脱植民地主義や身体・ジェンダーにおけるマイノリティをテーマとする作家、地域やその歴史と結びついたよりマイナーな存在に寄り添う作家が多くなったとのこと。
日本でも世界のアーティストの作品をみる機会はありますが、コロナ禍でしばらく人や作品の行き来も制限されていましたし、芸術祭や展覧会で取り上げられる作家にも偏りがあります。
これまで日本で展示の機会のない作家ばかり(たまに森美術館やタカ・イシイギャラリーが出てくる)なので、こちらも要チェックです!