膠水をレンチンしてもOK
※ただし自己責任でお願いします。
それは膠の特性を知らず、市販の膠水が固まったから電子レンジで少しあたためようっと、と何も考えずにやった昔のわたし。全くの独学だったので今にして「よくやる気になったな!?」と懐かしんでいます。
そのとき知らなかったんです。膠水を売っているメーカーがHPで情報を載せてくれていたり、動画で見られるということを。
独学で描いたのは一回きりで、その後はスクーリングで習って描きました。
それはさておき、膠を水でふやかして作るタイプでも、寒いときは固まるときもあります。そんな場合は湯煎をすればよいのですが、他受講生からレンチンいけるよ、と教わり、湯煎できないときはレンチンしよっと思いました。(湯煎できない状況とは)
レンチンは推奨していない理由は膠の定着力が弱くなる、または無くなってしまうことです。だから溶いた岩絵具を翌日に持ち越すときは絵皿にお湯を張って膠抜きするわけです。
ちなみに画家によっては1日目に炊いた膠水しか使わないと聞いたことがあります。さすが、画家。こだわりますね。
あと冷凍庫保管して解凍して使いましたが、ちゃんと定着しました。たしか濃度は5~10%くらいでした。
冬でも日本画を描きたいときは、電熱器が活躍します。日本画をやり始めてからその存在を知ったような気がします。使ったことなかったような。
天然の岩絵具を焼いたりするときも便利なので、電熱器(電気コンロ)があると重宝します。
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