最初は絵具の量が分かりませんでした。
「習うより慣れろ」の心意気
最初は全面塗るのに、どのくらいの絵具をつくればよいのかわかりませんでした。慣れた今はどのくらいつくればいいのか分かるかといえば、考え方として少し多めにつくったほうがいいかな、です。
理由はいくつかありますが、まず1番の理由は少なさすぎると またつくる必要がでてくるからです。市販の膠水なら あまり色は変わらないと思いますが、分かる人は分かるので。でも下地であれば、気にしないでいいかも。2番目は岩絵具であれば、下地や全面ならばことさら多めに、単色でつくること。
具体的にこの分量という数字がなかなか出せないのは、何回目の塗りで水干なのか岩絵具なのか、厚塗りなのか薄塗りなのか、パネルの大きさはどのくらいなのかでも違うので、それで先生も答えづらかったんだろうなと今では分かります。
胡粉団子含め、胡粉と水干は絵具つくりに時間がかかるので、初心者は最初にメモをとっておくことをおすすめします。
それと画材屋がお休みのときに描こうとすると絵具が足りなくなったときに困るのと、画材屋によって同じ色の名前でも色や粒子の大きさが違うことがあるので、なるべく同じ店で多めに買うとよいです。
ちなみに通販をしていないお店もあるので、遠方から行くときは、確実に欲しい物は電話して在庫があるか確認してから行ったほうがいいです。
胡粉団子づくりと水干を溶くのはすこしめんどうですが、慣れます。日本画はとにかく慣れです。基本的に色々高いので、慎重にパネルに和紙を張ったり塗ったりました。もったない精神。
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