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Ars Caerula活動報告書No.3【Memoria; Ver】


Q.4ヶ月も更新止まっとりますけど、今まで何してはったん?



A.これつくっとってん↓



どうも〜お久しぶりです、凸井です。
ついに告知出せました、新作ブルアカアレンジCD「Memoria; Ver」!

今回は簡単に新譜の告知しつつ、収録楽曲の紹介・見どころ(聴きどころ?)を個人的な感想・解説など交えてお話しできたらなと思ってます。よろしくどうぞ!



新譜概要

大体の情報は上のリンク先に載っています。以下情報は補足説明です。

タイトルはMemoria; Ver(メモリアヴェール)と読みます。ラテン語で「春の記憶」を意味する今作にぴったりな生徒さんである、イズナさんをメインビジュアルに起用しました。可愛い〜〜

13(いちみ)先生いつもありがとう。今作もイラストとジャケット・会場で掲示するポスター等のデザイン回りをお願いしました。今回はM3春2024、翌日のブルーマーケット11合わせでリリースです。

頒布日時・場所

2024年4月28日(日)11:00〜 春M3
東京流通センター第1展示場 【H-15ab】

2024年4月29日(月祝)11:00〜 ブルーマーケット11
都立産業貿易センター台東館7F【N-13】

にて、皆様のご来場お待ちしております。

会場で使う自作おしながき。忍術研究部つながりと数少ないチャンネル登録者という小ネタでミチルさんの存在しないコミュを生成したかっただけ〜

新譜はもちろん、今年1月の会場物販でご好評いただいてた旧譜Memoria; Graphicusがメインのラインナップ。お品書きには乗せてませんが、マキちゃんデカステッカー(¥300/枚)もちょっとだけ持っていきます。ステッカーはノートPCの裏とかに貼るといい感じです。

また、M3の日は主催であるわた篠・凸井の他、XFD動画を作ってくれた自動車 原付先生(いつもありがとう)、後述の1曲目を書いてくれたnenpulse先生(参加してくれてありがとう)に売り子のお手伝いをしてもらいます!

※ブルーマーケットの日は主催のみです。

新譜委託情報

メロンブックス

いつもの。M3終了後からの通販開始を予定してます。おそらく配送はGW明けになるかな。遠方の方は是非チェックしてね〜↓

https://www.melonbooks.co.jp/circle/index.php?circle_id=115427


韓国



韓国………?




韓国?!?!?!?!?!?!?

マジらしい。

5/4,5に開催されるILLUSTAR FES(日本で言うコミケ的なやつ)、韓国でバリバリ活躍中のESPITZ MUSICさんたちにご協力いただき、新譜の委託が実現する予定です!(何故予定なのかというと、これ執筆時点でまだ発送手続きが完了していないため←早くしなさい)

より多くの人たちに作ったCDを届けられる機会いただけて本当に嬉しすぎる。是非チェックしてね〜

楽曲紹介

私が旅行に行くより先に海を飛び越えてしまう本作ですが、前回・前々回に負けず劣らない素晴らしい作品になりました。せっかくの機会ですから、収録楽曲の解説をしつつアレンジャー・コンポーザーの先生方をご紹介させていただこうかなと!思っております!

※以下、筆者の偏見がゴリゴリに入っています。特に音楽ジャンルなど論争が起きやすい話題はできるだけ避け、細心の注意を払って文章を書きましたが、もし間違ってたり気に障る部分があればソースを明記した上でこっそりDMとかで教えてください…こっそり修正します。また、当該参加者各位が掲げるイメージと私のイメージは必ずしもイコールであるというわけではない、ということも付け加えておきます。インターネットの情報を鵜呑みにしてはダメ!◯刑!


1.nenpulse - Becoming Myself

M3では売り子としてもお手伝いしてもらうnenpulse先生に今作の先陣を切ってもらいました。「百鬼夜行編第1章をイメージして作った」とのことで、Hinageshi、Morose Dreamerをベースにストーリー序盤のつかみ→中盤の緊張感→終盤で大開放!という一連の流れが大変上手く楽曲に落し込まれています。Ars Caerula では4曲目となりますRE Aoharuアレンジですが、移調することで原曲の印象をガラリと変えるアプローチもアレンジの可能性を感じさせてくれます。
グローバル版のブルアカはちょうど百鬼夜行編が追加されたばかりで、現地の先生方がストーリーを咀嚼して間もないタイミングでこれ聴いて横転する所見たい

2.NeLiME - Shattered Starlight

スマホリズムゲームをやったことがある方はおそらくご存知かと思います。Cytus・Deemoは勿論、現在も幅広い界隈で活動される韓国のコンポーザーNeLiME先生。(筆者はLeviathanをフルコンするために粘着していた過去を思い出しています、今)
ギター弾ける・キャッチーなアプローチができる・展開の引き出しが多い・ダンサブルな4つ打ちも書けるetc.と挙げ出したらキリがないですが、彼の良さがこの1曲に全部詰め込まれてると言っても過言ではない仕上がりになっています。「Shattered Starlight(砕け散った星光)?何か重要なメッセージが隠されているに違いない!」と考えていろいろな文献を読んでいたんですが、これってもしかして10連の最低保証のことだったりします?

3.CHUYO - Stardust Symphony

最近だとDiverse Systemさんの公募合格やMOTTO MUSICに楽曲提供したりと目覚ましい活躍のCHUYO先生。蓮の空のこと好き好きクラブ韓国支部長と名高い(※諸説ある)彼がブルアカアレンジ?!とびっくりした方も多いのではないでしょうか。ハウスミュージックは数あれど、音を聴いた瞬間彼の曲だとわかる独自性・安心感は最早職人の域。Precesに楽曲提供してくれたHirase Petta先生とアレンジ元が同じConnected Skyですが、やはりサウンドデザインで個性が出るジャンルは面白いしどちらも完成されているなぁとデモをいただいて感じた筆者でした。

4.m0rim0rit0day - HINA's SUMMER VACATION

今回唯一のオリジナル楽曲です。「もり」名義でアニソン原曲・リミックスを中心としたDJ活動をされている方でもあり(めちゃくちゃ上手い)、かつネットレーベルにも明るいm0rim0rit0day先生から繰り出される音楽は、マルチネを彷彿とさせるサウンドデザインにキャラや作品の精神性が上手く共存した1曲になっています。
自分語りになって申し訳ないですが、私が音楽創作活動を今も続けられている理由の1つに先輩の存在があったからというのがあり、本当にこの度はご参加くださりありがとうございます。(という話を今年の1月に英國屋でブルアカアンソロジー広げながらしてきました)
https://twitter.com/morimoritoday/status/1743594240167567675?t=15SS509DK-I96geMpTU3IQ&s=19

5. Presti - Operation Drum'n Bass

筆者の旧友でもあります、韓国在住のトラックメイカーPresti先生には、Graphicusから引き続き参加してもらいました。近年メインストリーム系のドラムンベースに影響を受けた彼は、原曲のメロディーを大切に、かつ本場らしいサウンドで「クラブ映え」する踊れる1曲に仕上げてくれました。実はこの曲には裏話があって、

Presti「Operation Dと"????"、どっちが良い?」

凸井「D……Drum&BassのDじゃん!」

Presti「いいねwwそれ採用」

という感じで決まりました。いいのかそれで。←実際良いのができたのでOKです

6.DECOYTRIO - Foolish Days(DECOYTRIO Remix)(R-15)(透き通った世界)(残酷な描写)(日常)(転生)(独自解釈)(原作リスペクト)

筆者のやつです。おかげさまでシリーズ3作目だし、1年前と比べるとブルアカアレンジCDも結構増えたし、そろそろ馬鹿なやつやっていいかな~とニッコニコになりながらアホすぎるハードコアを作りました。聴くと本当に知能が吸い取られてしまうため、CERO RATING Cとさせていただきます。BPMが100-200-400なので実質Fascination MAXX

7.Mothtek - Hannari & Bass

Precesから1年振り、現在はCuriowaveとしても活動中のMothtek先生に、あまりにも「風流」すぎるドラムンベースを書いていただきました。こちら原曲はシュロガキさんが百鬼夜行編でお祭りを混乱に陥れたときに初めて作中で流れたBGMでして、よりおどろおどろしさに磨きがかかった「百物語」となっております。
また、今回は彼にマスタリングもお願いしました。ニッコニコで音圧上げてくれてありがとう

8.Nemonoika - Get Set Ready!

今破竹の勢いで売れっ子DJロード爆走中、Invadersのブルアカ大好きくんことNemonoika先生に渾身の1曲をお願いしました。アーメンブレイクを主軸に踊れるグルーヴを維持しつつマンネリした感じはしない、これが流れている場面がパッと思い浮かぶ仕上がりで、作品の世界観を大事にして制作されたことが伺えます。晄輪大祭が原曲なんで私の解釈だと、「大会当日になんかソワソワして早く目覚める→ストレッチからの会場までランニング(まだ外は暗い)→息は上がってきたが不思議と苦しくない、今日はどこまでも行ける気がする→競技場が見えてゴールは近い!というタイミングでお日様ビカーーッ!!!!」って感じなんですけどいかがでしょうか。模範解答の提出を要求します。概念バトルなら俺も負けねぇからよ

9.What A Shino - Dawn at the Summit

Ars Caerulaの共同主催であり、音と世界観がデカすぎるでおなじみの男、What A Shino先生の𝓝𝓮𝔀 𝓔𝓾𝓹𝓱𝓸𝓻𝓲𝓬 𝓕𝓻𝓮𝓷𝓬𝓱𝓬𝓸𝓻𝓮……全体を通してパワフルなサウンドが特徴的ですが、同時にキャッチーでどこか「懐かしさ」 も感じられる。そんな仕上がりです。
こちら元曲は「(電脳)新春行進曲 初めての景色(1)」にて使用されているピアノインスト(現状タイトル不明。最近だとアビドス3章にも結構使われてる曲だったりします)。昨年から一緒にやってきて今回で3曲目ですが、彼の曲のサウンドデザイン・透き通るような世界観はアップデートされ続けていて毎回驚かされます。

また彼のアカウントではXFD動画より少し長めの視聴ができるようにしています。こちらもどうぞよろしく。

https://on.soundcloud.com/PDXbb

10.DENPA-SAMPLER - Filp It!

ラストを飾るのはSANY-ON名義でも活躍する韓国のTribecore/Hardtekメーカー、DENPA-SAMPLER先生。今回のM3では来日もしていて、翌日にはDJも見ることができます。(我々はブルーマーケットに参加している時間帯で、見に行けなくてすまない…)

いわゆるナードなサンプリングをたくさん使う作風が特徴的なトラックメイカーで、リズムゲームが好きな方は特に気に入ってもらえるんじゃないかなって1曲になっています!

この曲に限らず、皆様に是非やっていただきたいことがありまして…
全体を通して1曲聴いてみる」「曲の一部分(Ars Caerulaはクラブミュージック主体のサークルなので、8の倍数の小節単位)を繰り返し聴いてみる」という2通りの聴き方をして欲しい!ということです。(勿論強制ではないです、聴き方は自由であるべきなので)

特に彼の曲は、たくさんのサンプリング弾幕が予測不可能な展開をしていてそれでいて散らかっていない、すっきりとした甘さ読後感があります。

つまり何が言いたいかと言うと、ド派手な展開をしつつ一貫したグルーヴが共存しているということなんですね〜これもまた、ブルアカやね。(なんでもブルアカ認定くん)

最後に

駆け足になりましたがリリース前に簡単な曲紹介・参加者紹介をさせていただきました!元々完成されている原曲を"あえて"アレンジするという、正直言えばイカれた企画に協力してくださった皆様、ありがとうございました。又、当シリーズを追いかけてくださっている音楽Loverな皆様、いつもありがとうございます。いよいよM3・ブルーマーケット直前!ということで、皆様各々が思う最高の週末にしていただけたらなと思う次第であります。

この記事がこれを読む貴方の新たな音楽と邂逅するきっかけになったり、誰かの創作活動のモチベーションになったりすれば幸いです。

一人だけタイトル長すぎてすみませんでした。

P.S.

勘違いされた方が過去にいらっしゃったので改めて明記します。当作品はブルーアーカイブの"二次創作"アレンジコンピレーションアルバムです。紛らわしくさせてしまっていたならゴメンナサイ。おそらくサインを求めるべき相手はウチではなく壁にいます。でもなんか面白いので求められたら喜んでご対応いたします。

以上、その他お問い合わせ・ご要望等ございましたらX @Ars_Caerula DM迄お願いいたします。

凸井

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