フィリップ・ブラン監督の考え

パリオリンピックがいよいよ始まりました!
オリンピックで何か格闘技の参考になるようなものがないか探していると、
たまたま「バレーボール男子・金メダルへの挑戦」を観ることができました。
体格に劣る日本が世界で勝つために、フィリップ・ブラン監督が選んだ戦い方は、空中ではなく地上部分の強化でした。
強化したポイントは3点で、それぞれ格闘技のケースでは?も考えてみました。

1. レシーブの強化
通常のスパイクより速いボールをレシーブし、狙ったところへ返す

→スピードを意識したディフェンス強化と、ディフェンスだけで終わら        ず攻撃をリターンしていく


2.データを使った対策
対戦相手のデータからパターンをよんで、良いポジデョニングに先回りして対応する

→常に良いポジショニングをとり、確率の高い相手のパターンに対して、試合を有利に展開させる


3.良いポジショニングによる繋ぐバレーボール
ボールが来るコースに先回りすることによりレシーブで拾える確率が上がり 
試合が粘り強いものとなり、相手が根負けする展開に持ち込む

→打ち合いに打ち勝つもしくは、コンビネーションで上回り相手を根負けする展開に持ち込む


また、選手が主体で問題点を考えていく部分、コミュニケーションの大切さ、競技レベルの意識をチームで同じにしていくことなど、目新しいことはないのに、力を入れる配分を変えることでよりバランスの良いチームに変貌していく様は、競技は違っても真理は同じだなと改めて感じました。
トップレベルのアスリート、監督の考えは格闘技にも活かせる部分が沢山あります。

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