全省庁統一資格とは!?
この度、弊社は国の機関(全省庁)の入札に参加するための資格である、全省庁統一資格を取得致しました。
そこで今回のコラムは全省庁統一資格について調べてみました。
全省庁統一資格 一般競争(指名競争) 発行番号:241016000012
全省庁統一資格とは
各省庁における物品の製造・販売等に係る一般競争(指名競争)の入札参加資格(全省庁統一資格)です。
本資格は、各省庁申請受付窓口に掲げる申請場所のいずれか1か所に申請し、資格を付与された場合において、その資格は該当する競争参加地域のうち、希望する地域ごとに所在する各省庁の全調達機関において有効な入札参加資格となるものです。
有効となる各省各庁
衆議院、参議院、国立国会図書館、最高裁判所、会計検査院、内閣官房、内閣法制局、人事院、内閣府本府、宮内庁、公正取引委員会、警察庁、個人情報保護委員会、カジノ管理委員会、金融庁、消費者庁、こども家庭庁、デジタル庁、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省及び防衛省で外局及び附属機関その他の機関並びに地方支分部局を含む。
競争参加地域及び都道府県名
「どの地域」の入札に参加するのか?を選択することもできます。競争入札参加を希望する地域は、以下の8か所から選択することができ、もちろん、8か所全部(全国)を選択して全省庁統一資格を申請することも可能です。
(1)北海道:北海道
(2)東北:青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県
(3)関東・甲信越:茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県
(4)東海・北陸:富山県、石川県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県
(5)近畿:滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
(6)中国:鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県
(7)四国:徳島県、香川県、愛媛県、高知県
(8)九州・沖縄:福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
資格の有効期間
全省庁統一資格は、一度取得したら永遠に有効なわけではありません。全省庁統一資格の有効期間は、最大でも3年です。3年度ごとの更新が必要になります。有効期限が切れる前に、更新(継続)の手続きをおこなわなければなりません。
資格の種類および調達する物品等の種類
(1)物品の製造
(2)物品の販売
(3)役務の提供等
(4)物品の買受
等級
全省庁統一資格の等級には「A」「B」「C」「D」があり、それぞれの等級により参加できる入札が異なり、「A」ランクに近い方が入札予定価格の範囲が高くなります。
弊社で取得した物品の販売・役務の提供・物品の買受の例で見てみましょう。
種類別等級区分及び予定価格の範囲
計算した付与点数を下記の表に当てはめてみましょう。
Aの方が予定価格が高いためAで申請をしたくなりますが、自ら付与点数は決められず、これまでの会社の実績等が考慮されます。
物品の買受
オンライン対応
すべてオンラインで申請できます。
現在は調達ポータルサイトですべてオンライン上で資格の申請から入札まで行えます。
まとめ
今回は全省庁統一資格について調べました。この資格のメリットは仕事の見込み先が広がる。金融機関からの評価が高くなる
国の仕事として取引先の信用の獲得や拡大につながるといったところでしょうか。
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