さまざまな働き方を体験していることが学び~長野県長野市セミナー開催報告レポート
地域就労支援センターJOBサポ開催で長野県長野市・女性のための「働く」について考える機会としてArrowArrow海野が登壇しました。
1.講座内容
前回の長野県飯田市同様、これからの女性の「働く」において、3つの目線をもって皆さんと対話をしていきました。
今回は特に2つめのフォーカスしたポイントである「働くを知る」として多様な働き方を体現している・チャレンジしている人をスピーカーとしてお呼びしていました。この4月から初めてテレワークに挑戦している子育て中の女性にこれまでのプロセスや現在を話していただきました。
2. スピーカーの多様な働き方
特に今回スピーカーのキャリアの歩みから皆さん学びを深めていた印象です。
▶子育てをすることで「働く」に求めることが変わっていった
▶家族経営、季節雇用、派遣雇用、様々な働き方を体験し、今また新たなフルリモートという新たな働き方へ
▶リモートワークは「簡単」ではない。難しさを実感しながらチャレンジする日々である
女性の働き方は「自分以外にまつわること」で働き方そのものが大きく揺れていくこと、それと共にその時々に求める働き方が変わっていくこと、変わっていってよいということなどを皆さんと共有できたと思います。
3. ワークショップの参加者の様子
後半のワークショップではさまざまな参加者のご意見がありましたが、中でも「欲しい働き方を手に入れるために自分自身のスキルアップが必要だ」という声がありました。現在乳幼児を子育てしながらデジタル系の学びを並行している参加者もおられました。
このように現在と未来を考えてできることを進めていこうとしている女性たちが数多くいるのだと思います。
ー子育てをしている
ー再び働く
これら2つのことが「働く」にあたって障壁とならない社会である必要性を感じました。
参加者からはこんな声があがりました。
リモートワークというものがどういったものかイメージしかできていなかったので、実際にそれを見れて良かったです。
自分と同じような悩み、働き方を希望する方がたくさんいらっしゃり共感が持てました。なかなかキャリアや転職の考え方などお話しする機会がないので、勉強になりました。
子育てに追われながらも、今後のキャリアプランを考えるよい機会になりました。
改めまして、この場にご参加くださった皆さん、ありがとうございました。
そして、長野県産業労働部の皆さん、長野地域振興局の皆さん、長野市商工観光部の皆さん、ハローワーク長野マザーズコーナーの皆さん、地域就労支援センター「JOBサポ」の皆さん、女性が再び働くことをサポートする方々にも感謝をお伝えしたいです。