求める働き方に向かって自分は何が出来るだろうかー長野県飯綱町セミナー開催報告
長野県の飯綱町教育委員会主催で、女性のための「働く」について考える機会として、2024年1月、ArrowArrow海野が登壇しました。
1. 新しい働き方・テレワーク/オンラインで「働く」に挑戦している女性の声
これから私自身はどうやって働いていくことができるだろうか…。
一度立ち止まって考えたいときに、様々な働き方を実践されている人の話に触れて、自分と照らし合わせて考える機会はとても大切なことだArrowArrowは考えています。
生き方デザイン学 というArrowArrowが手掛ける個々人の生き方、働き方を考える場でも様々な働き方をしている人たちの声を聞き、内省と対話を生み出す機会をつくっています。
今回は前回の長野県長野市での「働き方のミライ図ワークショップ」と同様、女性の働き方に焦点を当て、未来をイメージするための事例としてテレワーク・オンラインで働く長野県の女性の話をピックアップしました。
これまでは対面で働くことが主流だったこと
今年から初めてチャレンジしているテレワーク・オンラインで働くという働き方だが、この挑戦が難しさがあること
子育てしながら働くことを考えるとこの働き方にはメリットが高いこと
実体験を通して、テレワーク/オンラインで「働く」ということの良さとその難しさとが参加者に伝わっていきます。
2.ワークショップで見えたこと
参加者同士がこれからの働き方においてどのような点に着目しているかを可視化するワークショップをおこないました。
参加者のシェアから、それぞれ「求める働き方」に重なる部分や違いが見えてきました。
今回参加した皆さんの多くが子育てや介護などケアしながら「働く」を並走させている方々でもありました。それゆえに特に注視していることとして「短い時間でどう働くか」や「収入を落とさずに働きたい」という希望などがあがってきていました。
3.求める働き方に向かって、自分は何ができるだろうか
-求める働き方に近づいていくために自分に何ができるか。
参加者皆さんそれぞれにアクションの違いが見えてきました。
求める働き方に向かうためには、相応のスキルや資格が必要ではないか、そのために新しい学びをおこないリスキリングの必要性を挙げる方もいました。
また、今自分自身が持っているスキルを改めて磨き直すという声や、短い時間で働くからこそタイムマネジメントの精度を上げていきたいという声もあがりました。
それから、自分と同じように「短時間で働きたい」と思う人たちがいるのであれば仕事を分配しながら協力して働くこともできるのではないか、という周りと関係性をつくっていく視点もありました。
自分が望む働き方を言葉にし、そこに近づいていくためには何ができるか。
ArrowArrowが様々な対話の場で伝えていることですが、働き方に「正解」はないと思っています。だからこそ、一歩ずつ前に進む道を自らイメージし、そのために何ができるか、どう動くかという小さな一歩を踏み出していくことを応援したいです。
改めまして、この場にご参加くださった皆さん、ありがとうございました。
そして、飯綱町教育委員会の皆さんにも感謝をお伝えしたいです。