銀行融資における担保とは?相談次第では住宅ローンがあっても対応可
こんにちは。元銀行員 勤続10年、法人融資営業をしていた谷本と申します。
現在は独立して、主に中小企業の財務担当者のアウトソーシング事業を行っています。
「銀行から追加融資は厳しいと言われてしまいました。」
「今後どのように事業を行なっていけば良いか相談をしたい。」
これも良くある相談内容です。
銀行が「融資は難しい」と最初に言い放ったときの「難しい」は「無担保だと難しい」を意味するケースがほとんどです。
不動産担保なら?
何らかの別の担保提供をしたなら?
条件は変わってくることがあります。
今回は、銀行融資における担保や住宅ローンとの関係性について解説します。ご相談次第では、住宅ローンがあっても対応可能です。
融資にお悩みの方は、ぜひご相談ください。
(※氏名・社名・業種・Facebook URL・メールアドレスなどを添えてお問い合わせください)
銀行融資における担保とは
銀行融資における担保は、万が一債務者が返済不能になった場合に備えて金融機関に対して提供する「返済の保証」を指します。
人的担保と物的担保があり、土地や建物などの不動産(物的担保)を提供して融資を受けるのが一般的です。
人的担保は連帯保証人を設けることを指し、万が一の場合は設定した連帯保証人が返済の義務を負います。
担保付き融資のメリット・デメリット
担保付き融資には、メリット・デメリットがあります。ここでは、それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。
担保付き融資のメリット
担保付き融資のメリットには、以下のようなものがあります。
返済期間を長く設定しやすい
融資金額が無担保融資より大きくなる傾向にある
融資を受けやすくなる
金利が低くなる(お客様の業況によります)
担保付きの融資は、無担保融資よりも多くの資金を借りられる可能性があるほか、返済の裏付けがあることから金利が低くなる傾向にあります。
また、無担保より融資を受けやすいのもメリットです。
返済期間も、担保があることから無担保と比較して長く設定できるケースがあります。
担保付き融資のデメリット
担保付き融資のデメリットには、以下のようなデメリットがあります。
担保を用意する必要がある
融資までに時間がかかるケースがある(不動産評価など)
担保設定の手間やコストがかかる
返済不能になると担保不動産を失う
担保を用意する必要があるのはもちろん、融資までに時間・手間・コストがかかるケースがあります。
また、返済不能になった場合は、設定した担保を失うので注意が必要です。
不動産担保融資に関しても、私にご相談いただければ対応できます。担保付きの融資を検討している方は、ぜひお問い合わせください。
(※氏名・社名・業種・Facebook URL・メールアドレスなどを添えてお問い合わせください)
住宅ローンがあっても担保提供できる?
代表者の方が自宅を所有されていて、住宅ローンがあるから自宅は担保提供できないと思われているケースは多々あります。
結論から言いますと、住宅ローンが残っていても担保提供は可能です。
1番抵当権に住宅ローンがあり、追加で2番抵当権(根抵当であることが多い)を設定することで、不動産担保評価の差額分を不動産担保融資として調達を行える可能性があります。
この際に、メインを含めた銀行からだけではなくノンバンク系も視野に入れましょう。
(上場をしている不動産担保専門の会社もあります)
とはいえ、相談をする前に条件を整えてあげることが肝要です。
その際にはご相談下さい。
担保付き融資はぜひ弊社に相談を
今回は、銀行融資における担保について紹介しました。
無担保融資を断られてしまった場合でも、担保付きであれば借りられる可能性があります。
住宅ローンがあっても、担保提供は可能です。
担保付き融資の相談を検討している場合は、ぜひ一度ご相談ください。
相談に関する質問については、以下の記事でお答えしています。
お問い合わせは、DMもしくは問い合わせフォームからお願い致します。
※氏名・社名・業種・Facebook URL・メールアドレスなどを添えてお問い合わせください。