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事業開始から(まもなく)1年が経過。そろそろ融資を考えている経営者の方々へ

こんにちは。元銀行員 勤続10年、法人融資営業をしていた谷本と申します。
現在は独立して、主に中小企業の財務担当者のアウトソーシング事業を行っています。

ここまで自己資金でしっかりビジネスを行ってきた経営者の皆さんへ。
そろそろ、銀行借入をして事業を大きくすることをご提案します。

  • 実績がないとお金って借りられないんでしょ?

  • そもそも最初は融資が不要だった

  • 自分が食べていける規模感については自己資金でやれた
    (これからが勝負!)

  • ここまでスムーズにきているから〇,〇〇〇万円くらいの調達をしっかり行いたい

  • 直近やっと利益が安定してきたが、1期目の決算着地自体は赤字なので融資は難しいのでは?

こんなお話を聞く機会があります。
1つずつ解説していきましょう。

融資に関する相談は、問い合わせフォームやFacebookのDMなどから受け付けています。

※氏名・社名・業種・Facebook URL・メールアドレスなどを添えてお問い合わせください。


実績がないとお金って借りられないんでしょ?

実績がないとお金って借りられないんでしょ?

「実績がないとお金って借りられないんでしょ?」
そう考える方は少なくありませんが1年経過すれば、それは十分な実績となります。

銀行や公庫において、実際には3年経過すると創業期を越えたと見なしますが、1期終えて一定の売上が残せているのであれば、それは実績と言えるでしょう。
前期決算時点で赤字決算だったという場合もあるかもしれませんが、大事なのは直近の収支状況です。

ここが黒字化していると、私たちとしてもやりやすくなります。

そもそも最初は融資が不要だった

そもそも最初は融資がいらなかった

これに関しては、良くあることかと思います。
事業を行っていれば規模拡大、多角化など幅が広がっていきます。

ただ、1つ覚えておいて頂きたいことがあります。
銀行は新規事業に融資を出すことが苦手で、既存事業に対しての融資の方がやりやすいです。

もし新規事業への融資を希望する場合、既存事業で新規事業分の融資を受ける返済原資が確保されていると、銀行も審査がしやすくなります。

自分が食べていける規模感については自己資金でやれた

自分が食べていける規模感については自己資金でやれた

「自分が食べていける規模感については自己資金でやれた」
これは、私たちが非常に応援したくなる言葉です。

また、しっかり自己資金でスモールスタートして実績を残し、ある程度売上利益が見えた状態で融資を受けたいという銀行としても非常にありがたいパターンとなります。

借入希望金額と今後の売上利益計画とを見据えながら、最適な調達金額を
検討することが肝要です。

ここまでスムーズにきているから〇,〇〇〇万円くらいの調達をしっかり行いたい

ここまでスムーズにきているから〇,〇〇〇万円くらいの調達をしっかり行いたい

ここまでスムーズにきているから〇,〇〇〇万円くらいの調達をしっかり行いたいというのは、具体的に借りたい金額まで見据えているパターンです。

これは、どのような条件を満たせば社長の望む融資を受けられるのか、私たちとしても明確にアドバイスができる得意分野となります。

直近やっと利益が安定してきたが、1期目の決算着地自体は赤字なので融資は難しいのでは?

直近やっと利益が安定してきたが、1期目の決算着地自体は赤字なので融資は難しいのでは?

先ほども少し記載しましたが、赤字でも大丈夫です。

大事なのは、例えば直近の決算が3月だったとすると、1月や2月から単月黒字を達成し始めているとしましょう。
そして、決算書が出来上がる5月末まで継続して黒字推移していることが分かれば、銀行も審査がしやすくなります。

この黒字推移という言葉について、もちろん損益上の話も重要なのですが、キャッシュフロー上プラスになっていることが望ましいです。
具体的には通帳を見た時に、売上の入金と仕入や外注への支払い後の預金残高がプラスになっている必要があります。
プラスになっている部分が、将来の借入の返済原資と見られるわけです。

融資申し込みの記録は残る

融資申し込みの記録は残る

融資申し込みの記録は、必ず残ります。
ここでは、できればお願いしたいことなどを紹介します。

確実に調達したい場合は私たちへ相談を

他にもいろいろな条件のもと、融資の利用を検討している方たちがいらっしゃるでしょう。一度融資申込をしてしまうと、銀行内部・保証協会・公庫に記録が残ってしまいます。

確実に調達に向けた動きを行いたいのであれば、私たちへのご相談も一つの手段です。

できればお願いしたいこと

最後に、融資は決算書で5割決まります。
そのため、社長の望む融資に合わせてどんな決算書にするのか、社長・税理士の先生・私たちで議論をするところからスタートをすることがほとんどです。

まずは一度、ご相談ください。

融資のお悩みは気軽に相談を

融資のお悩みは気軽に相談を

今回は、事業開始から(まもなく)1年が経過し、そろそろ融資を考えている経営者の方々に向けたお話をしました。

確実な融資を望む方は、ぜひ私たちにご相談いただければと思います。

Xでも日々発信を行っています。
ぜひフォローをお願いします。
https://x.com/arriba0519

相談に関する質問については、以下の記事でお答えしています。

お問い合わせは、DMもしくは問い合わせフォームからお願い致します。

※氏名・社名・業種・Facebook URL・メールアドレスなどを添えてお問い合わせください。

主に銀行融資関係(資金調達)のコンサルを行っています。

資金調達が出来た際の成功報酬は基本的に頂いておりません
理由としては・・・
・1度融資を利用する企業は、その後、2回目、3回目と利用があります。
・長いお付き合いをすることで、お互いの信頼関係を築くと共に、今後の資金繰りについて責任を果たすためです。
ですので、契約先とは最低でも毎月1回は定例でコミュニケーションを取らせて頂き、その都度、資金調達のタイミングや事業方針などについても議論をしております。

社長の望む調達金額を受けられる決算書の作成を得意とします。

銀行融資にはいくつかポイントがあります。
粉飾などによらず、目指す決算書にたどり着くよう、決算月の約半年前からすり合わせを行います。
このすり合わせとは、紙面による数字との睨み合いに留まりません。企業における営業活動など、包括的に関わっております。
これは、税理士や一般的なコンサルタントでは分からない分野です。

お客様によりますが、御社での私の名刺を作ってもらい、銀行対応全般をお任せ頂いております。
銀行対応において、代表者や責任者の方にご同席頂くのは、基本的に初面談時と契約時のみです。
融資実行までの中間の交渉は、全て私がお引き受けします。
(金融機関や個別対応でお受けできない場合もあります。)
CFO的な立ち位置で長きに渡りお役に立てればと思います。
創業融資のお問い合わせも多く頂いております。(R3年実績30社程度)

創業計画書の書き方にお悩みではないでしょうか?
大口の資金調達のコーディネートも行います。
これから事業が大きく成長する中で、どのように銀行と付き合おっていくべきかお悩みではないでしょうか?
収益物件購入、不動産業者、保険営業マンからのご相談もあります。

ご自身では分からない銀行のこと、たくさんあります。
銀行内には独自のルールや文化が満ちあふれています。

現在、お付き合いを頂いている企業は東京が主ですが、リモート対応も可能です。場合によっては出張も致します。

事業を頑張る経営者の皆さまのお役に立てる記事をこれから書いていきたいと思っております。
初回30分無料相談もお受けしています。

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