見出し画像

基板はあるけどデータが無い!を解決する

最近増えています、こんなお問い合わせ。


①「昔の基板をリピートしたいけれど、データが何もないんです。。。」


両面板、4層板の実績あります。

基板の絵柄を見ながら、パターン設計。 必要な場合は、回路図清書作業をしてから検図をお願いします。  

②「長年お願いしてきた設計屋さんが廃業しました。 手元には検図時のPDFデータしかありません」


各層の配線情報を確認しながら同様に設計し、層構成については当社基板工場より ご提案させていただきます。

本来でしたら、廃業される設計業者さんは、 CADデータをお客様へご返却するべきですが、ご案件数が増えると、 お客様のほうでデータ管理するのも難しいですよね。 インピーダンスコントロールが必要な基板の場合は、 基板屋さんの層構成データも一緒にもらっておくと良いと思います。

③「他社で作った基板を改版したいんです。 ガーバーデータと回路図だけで、できますか?」


設計CADデータ(生データ)があれば、同機種CADで取り込みを行えますが、  無い場合も対応できます。
ガーバーデータをDXFデータに変換し、パターン設計CADで取り込みます。 DXFデータ上をなぞるように、アートワーク設計CADでパターン入力していきます。 その後、改版内容を盛り込みながら、追加設計(または修正設計)を行います。
お客様には、回路図との検図をお願いしながら進めますので、安心です。