日誌八十日目
・SWORDS of GARGANTUA(1)
案の定というかリカバーは果たせず、朝からひっくり返りっぱなしなので仕事を休んで新ゲーに手を出してみた。
社会人として終わっているが、基本的に日ごろから世の中をナメくさったヤカラなのでこれといって問題はない。
SoG。一人称剣戟アクションである。流石に熱でフラフラしているのでさわりだけしか、具体的にいうとまだ10ステージ目までしかプレイしていないが、戦闘ゲームとしての出来の良さはこの時点でも分かる。だいたい今までのVRゲームでの近接戦闘は、殴ると相手をあっさりすり抜けてしまってタンパクな感じが強かった。その点、今作はかなりヒットしたという実感が強く、殴り合いの雰囲気作りがしっかりと出来あがっている。
熱でぼうっとした頭ではどういうカラクリなのかは今ひとつ分からんが、ヒットの瞬間の振動の強さやタイミング等が良く作り込まれているのかな? 土日までにもうちょっと頭がしっかりしたらちゃんと検証してみたい。
難易度はそこそこ高い。しっかりガードや回避を駆使しないとすぐにボコボコにされてしまう。しかし動作のそれぞれはかなり直感的なので、すぐに手に馴染むし、スムーズに敵を殴り倒せたときの爽快感は強い。ガードやパリィの判定がいまいちはっきりしない(おかげでステップを多用する羽目になり首が疲れる)のと、スティックで移動しつつハンドコントローラーを振り回すせいでしょっちゅうスタートボタンを誤爆して画面が止まるのは難点だが、後者についてはOculusコントローラーの仕様上の問題も大きいだろうからあまり目くじらを立てることでもないだろう。
反面、違う敵が湧いてくるだけでステージマップは完全に同じで、今後も同じマップが続くであろうことが見込まれるあたりはゲームとして純粋に減点対象。全100ステージとのことだが、このまま行くと確実に途中で飽きる自信がある。アクション部分の出来の良さは明らかなので、そのまんま流用してTITAN SLAYERみたいな面クリア式のストーリーモードを作ってくれたら絶対面白いだろうが、2000円だからなあ。幾ら何でも高望みだろう。
MODがじゃんじゃん出てきて独自の発展を遂げるほどユーザー数も居まいし、これ以上の伸びしろがいまいち見当たらない。
現時点だと、スープに麺しか入ってない高級ラーメンといったところ。間違いなく美味しいんだけど食事として成立しているかが怪しい。引き続きアプデの予定はあるようなので、一応楽しみにはしておくけれど、前述のとおり抜本的な改変は難しそうだから、あんまり期待しないで居たほうが良さそうではある。
アプデで逆にひどいことになったBoxVRという前例もあることだしな……。
・BoxVR(37)
早速噂のBoxVRだが、SoGやってたせいで熱が上がってきたので今日はおやすみ。
調子悪いときこそ運動を、とはいうものの、いくらなんでも限度というものがある。風邪気味どころか完璧風邪だしここで無理してもロクなことにはならんだろう。
だったらSoGもやってんなよという話ではあるが。