施設介護職員の元旦の迎え方 一例
介護施設の大晦日夜勤の話をします。
私は高齢者の介護施設で働いています。
大晦日は夜勤だったので職場で2022年を迎えました。
ふだんは21時消灯で入居者の方々には休んで頂いていますが、
こういう日は夜ふかしOKとしています。
とはいえ皆さんが起きているわけでもなくて、
希望ある方数名が紅白を観るために起きていらっしゃいました。
ポップスばかりのようだけど、わいわい、と楽しんでいるようでした。
私が子供の頃は演歌多めって感じたのですが、ずいぶん紅白の雰囲気も変わりましたね。(いまさら)
さて、ちょうど入居者の方から呼び出しがあって、介助を終えてステーションに戻ってくると0時を回っていたのでした。介護職あるあるですね。笑
施設で働くようになって何年か経ちますが、
すでに何回もこのような年越しを経験しています。
年越し前に、そばを食べよう、といそいそ準備するけれど、コール対応などを重ねているうちに食べそびれてしまう。「年越しちゃったそば」を食べる。
たしか、年を越す前に食べましょう、というシステムだったと思うのですが。
お腹が温まれば、なんのことはありません。笑
紅白を観終えて、トイレへお連れしたあとベッドへの臥床介助を行います。
これがほんとの賀正介助!
・・・男は30を過ぎると、こういう足臭いギャグを連発するようになります。
想いついたままに、つれづれなるままに、良かれと思って口にするのですが。
ボケ単体ではさみしいものです。
よく調理してあるので、それだけでも美味しいお肉ですが、
温かいツッコミ、パンチの効いたソースをかけることで仕上がります。
たとえになっていますでしょうか?
今回のM-1は錦鯉が制覇しているので勇気づけられています。
そうこうしているうちに起床の時間がやってきて。
順番に声をかけて周り、必要な方に起床のお手伝いを行います。
ちょうど日が昇る6:40過ぎ。
すでにシャキッと起きて食堂イスに座り、秀ちゃんの番組を観ている方もいれば、
ねぼけまなこをこすりながら、のそのそと起きて来られる方もいる時間帯です。
7時出勤の早番さんたちもステーションに集まり始めていて。
なかには虎の被り物をして挨拶準備に余念の無い方も。
今年は、カラッと晴れて、さわやかな日の出を見ることができました。
私はこのようにして元旦の朝を迎え、夜勤を終えて家路に就きました。
年末年始の特別な休暇はありません。
休みが無い訳ではなくて、普段と同じように順ぐり勤務を回しています。
勝手を知ってこの仕事に就いているので、どうということはありませんが、
友達などからは「大変だねー」と言われます。
ねぎらってくれている面について、ありがとう、と返事をしつつも、
仕事ごとにそれぞれ大変なところがあるだろうからねー、と返して
今度は自分が知らない相手の仕事や業界の話を聞いています。
ここまで書いてきましたが、
いま述べたとおりで、あまりにも世間のことを知らなすぎるなぁ。
それから自分の業界(福祉の世界)のことも、まだまだ不勉強だなぁ、
と思うので、新年を迎えて気持ちを新たに、
専門+教養 を積んでいきたい所存です。
P.S.
オミクロン株が猛威を振るっているようですね。
手洗い、うがい、それから生活環境の乾燥状態に気をつけて、
元気で過ごしていきたいですね。
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