読書モチベを上げるために。vol.2
あけましておめでとうございます。
2021年。良い年にしていきたい!
環境に憂いてひるんでしまうと、本当に苦難から抜け出せない!
いまいるところで、いまあるもので、何をしていけるか考えてゆきたい。
テレビをつけて特番を観ていると、あっという間に時間が過ぎていってしまう。
自分を見つめる時間をぜひとも、つくりたい。
そのためには。やはり、読書がうってつけなのでは
と考え、同じテーマでもう一度書くことにします。
言っておきながら。なおも!
読まない自分だから!
読者の方に読書を薦めるようでいて、
ほんとは読もうとしない自分へ向けて書いています。
だから同じような心境で、
「流されてるだけじゃダメだ! なんとか、ふるい立たねば!」
と思っている方に、届いたらいいな、と思います。
「読書ねぇ。なんとなく良いことだというイメージはあるのに、なかなか読まないよねぇ。なんでだろうねぇ。」という方に向けて。
そう。それは私。
「私よ、読めーっ!」
では。 Let me 執筆。
「読書のための本」から、あらためて学ぶ!
「読まなくちゃ!」という感覚はツラいし、続かない!
「読みたい!」「読書したい!」という積極的な感覚にもっていきたい。
読書の動機を強めたい。
読書に向かう圧倒的なモチベーションを高めたい。
では。どうする?
1.読書のメリットを考える。 →前回、考えてみた! でもまた読まなくなっている。
くっ、!
2.自分の知らなかったメリット、効果、効用について識者から情報をゲットする!
→これまでも識者による情報はゲットしてきたつもりだ。
「読書のための本」を購入して読んだ経験がある。
読んだ直後は、「よし、本を読むぞ!」という気持ちだったのに!
そして、また読まなくなった。
いつの間にか、その気持ちが弱くなっていた!
だから再読する。「読書のための本」!
覚えていることもあれば、すっかり忘れていることもある。
でも、それぞれ読んでよかった、と思う書物だったから。
いまひとたび、「読書のための本」から、学ぶ。
『読書する人だけがたどり着ける場所』齋藤孝・著 2019年
「なんでわざわざ本なの? ネットで情報ひろえるっしょ?」という意見に応えている。
ズバリ、「・・・と言いながらも、拾わないっしょ?」という返答。 まったくだ、と思う。
自分でキャッチしたように思えるけれど、その実、キャッチさせられた情報である。
また「おもしろい、と評価される人はモノの見方が多様で深い。」と述べられている。
その「深さ」は、天然のセンスで形成されている場合もあるが、
読書によって多様なモノの見方を養ったり、観点を深めていくことができるのだ。
このように聞くと、なるほど、読書を続けていくことは魅力的だ、と感じられる。
その他、読書について、その効果や効能がふんだんに語られている。
『読書はアウトプットが99%』藤井孝一・著 2014年
「単に読むだけなら、本から受ける刺激や楽しみはその時だけのものになる」
「が、読後のアウトプットを意識することで読書内容が自身の血肉になっていくぞ」
という内容。
「人と同じことをしていたのでは、差は生まれない。」
「他の人が思いつかないような斬新な発想が差別化の原点であり、独自性につながる。今まで、一見、仕事と関係ないと敬遠していたジャンルがあれば、むしろそういう本ほど自分にとって新しい着想を得るヒントになる」と。
たとえば私の場合は、介護関連の読書に向かいがちであるが。
もちろんそれはそれとして、学びを深めていきたいものではあるが。
そうでなくて、関連ないジャンルに挑戦していくことで新しい気付きを得られるかもよ、と、この本は薦めてくれる。
『本をどう読むか』岸見一郎・著 2019年
「読まなくても人生について考えることはできると思う」
「でも、読書することで着想を得ることができるよ。」
「自分で考えるためのきっかけとして読書を活かしていこう」という主旨、、だと思う。
調べもの、というか、必要な情報をゲットして終わる、という読書でなく、
著者や作者の考えに触れて自分の生き方や考え方につないで深めていく読書をしよう、という薦め。
『大人のための読書法』和田秀樹・著 2005年
こちらは上記の岸見氏の読書の考え方と、ある意味、真逆と言える。
ダラダラ読書しなくてよい。
必要な情報を得る為には、読む前に、自身がどんな情報を欲しているかを整理しておくべき。そして、必要項目の情報をキャッチできたら、それ以上に冗長に読書を続けなくてもよい。最短で読書していくような読み方でいいんじゃない?という薦めがされる。
『読まない力』養老孟司・著 2009年
空気を読み過ぎるな、先を読み過ぎるな、という話の中に「本を読むな」が入ってきた。ポイントは「〜し過ぎるな!」に置かれているので、ある程度「読む」力は必要らしい。ガッチガチの意識にとらわれるなよ、と著者は述べている、、のだと思う(自信なし。)
人間、変化していくのが当然だろう、と。
繰り返しになるが、「いっさい読むな」とは言っていない。
結局は、加減の話ではあるまいか。。あるぱか。
コクや深みを出していきたい。
以上、「読書のための読書」という内容で5冊の書籍を紹介させて頂いた。
一口に「読書の薦め」と言っても、いろいろな読書の仕方があり、それらを知ることもまた多様性の理解につながるのだと思った。
共通点は、眼の前の情報を無批判で受け入れてしまい、ただ流されていってしまうことがないようにしよう、ということだと思う。
読書モチベを上げるために、識者の方々が発信する情報から参考になるポイントをキャッチして心に留めることを、今回試みた。
5冊よんでみて、良かったと感じることは、
「やっぱ読書は自分の成長のために役立ちそうだな」というポジティブな思考が養われたことである。
さぁ、どうだろうか。
少しは読書に向かいたくなっただろうか?
・・・「コク」や「うまみ」は、すぐには出てこない。
“下ごしらえ”の過程で、コクやうまみが抽出される。
それが「深み」や「オリジナリティ」につながっていくのだろう。
調理するのは自分。最終的な部分においては他者は関係なし。
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