悟りの程度には
差があるけど
悟りを得る人は
世の中に多くいる
このときに
2つの概念を分けないといけない
それは悟りと
進化
一人ひとり
進化の段階は違う
人間はどの段階でも
悟りは得られる
この2つを
分けないといけない
悟りと
進化は全く違うこと
進化とは
コントロール能力
進化しない
その時点にとどまる方法は
現状にとどまること
現状を甘んじて受け入れること
波風を立てずに
それなりにうまくやっていけばいい
現状から目をそらせて
逃げていく
問題が起きたときは
成長のチャンスと思い
自分を振り返って
自分のどこに間違いがあるのか
自分の生き方に間違いがあったのか
真剣に問いただす
反省して
問題を直視する
そうすると進化していく
少なくとも人生を
真剣に生きなければならない
そういう努力をしなければならない
進化には
ある種の争いや苦難は避けては通れない
自分の真実に忠実になる
最初の進化は
何かを達成した結果より
何かを手放したことでなされる
時には泣いている自分もいる
それでもいい
それが人間であるということ
その瞬間の自分を
完全に経験し
その瞬間の自分を愛し
常により自分自身になる
ことを経験する
その旅路は、決して終わらない
固定観念や価値観
思い込みを手放す
その瞬間瞬間にあって
あるがままを経験する
多くの人間は
社会に労働力を提供し
奉仕して社会を助け
そして社会の波に翻弄される
自分で判断して
よりよい人生を選択する
こういう人たちは
自分の身の回りの生活や環境を
コントロールできるようになる
社会の歯車になって
そこで翻弄されるような生き方から
なりたかった自分になり
自分がむしろ歯車を回す方にまわる
次の段階は
自分の才能を生かして
自分の好きなことをして
生きている人
この社会で成功し
創造的な人生を生きている人
そういう人たちは
自分の感覚的なものを滅して
自己の感性を滅ぼしていく
自分のためではなく
人のため
社会のためということを
やらないといけない
この段階の人は
感情のコントロールができ
むやみには怒らない
反射的に怒ったり
そういうことがなく
自己制御できる
この現象の世界は
感情よりも思考
エネルギーは奥深く
強くなる
人気者でいえば
お釈迦様よりも
イチローかもしれない
イチローの名前は
やがて忘れられるけど
お釈迦様は
歴史的に長いスパンで
社会に大きな影響を与える
思考をコントロールできる人は
ものすごく強い
エネルギーを持っているということ
進化が高い人ほど
ものすごく大きな影響を
後々まで与え
社会にインパクトを与える