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これで失敗しない!初心者がゴルフショップでクラブを選ぶときの実践術

こんにちは。MG(えむじー)です。
「初心者がゴルフクラブを選ぶときに何を考えればいいか」というテーマで記事を書いてほしいというリクエストがあったのでお応えしたいと思います。

ゴルフクラブ探しの旅へ

ゴルフを始めてしばらくすると、どこかのタイミングで「クラブを変えたらもっと良くなるんじゃないか」と考えます。これは自分もそうでしたし、周りの人を見ていても同じなので、ゴルファー共通の普遍の真理みたいなものだと思います。

この考えに取り憑かれたゴルファーはゴルフショップ巡りに明け暮れるのですが、クラブ選びってすごく難しいんですよね・・・。

大抵、こんなことで悩みます。

  • ゴルフショップで試打していい結果が出たから購入したけど、いざコースで使ってみると試打の時と違うボールが出る

  • そもそもどんなクラブが自分に合うかわからない

  • 試打する際に、どんな観点でチェックすればいいかもわからない

この悩みは無限ループだと思った僕は、早々にゴルフ工房に行ってクラブを組み立ててもらうことで悩みから解放されましたが、実際に工房にいく人なんてほとんどいないと思います。工房ってなんか入りづらいですしね。

なので、普通のゴルフショップでクラブを選ぶ際のコツを書きます。

考えるきっかけとなったのは工房の店長の一言です。

「自分のポテンシャルを最大限引き出せるクラブを見つけるのは無理。工房で作ったとしても時間が経つと合わなくなったりする。だからこそ、現状に変化が生まれるクラブを選ぶようにすると、ゴルフが徐々にレベルアップしていく」

某ゴルフ工房店長の言葉

この経験をもとに、具体的なクラブ選びを考えていきます。ゴルフショップ店員から発せられる「ナイスショットが出てるからオススメです」は無視していきしょう笑

初心者でもできる!クラブ選びの5つのステップ

1. 試打での「最初のミスショット」に注目する

試打で真っ直ぐ飛んだショットに惑わされるのは危険です。どんなクラブでもミスはでます。大事なのは最初に出たミスが許容範囲かどうか。たとえば、軽いスライスなら許せるけれど、大きなプッシュアウトはNG。ちょっとだけ冷めた目でミスショットを見極めていきましょう。

2. 試打は3球以内で判断する

試打を繰り返すと、初めて使うクラブでも慣れがでてきます。ゴルフコースでのショットは一発勝負です。同じクラブを複数回打つことはほぼないので、4回目以降のショットは「普段とは違う状況で打った結果」なので信頼度が低い。最初の3球に集中して「これなら使える」と思えるクラブを選びましょう。

3. 「今と違うクラブ」を選ぶ

ゴルフを上達するためには変化を作っていく必要があります。スイングを変えたり、マネジメントを勉強したり、何かしら変化することで少しずつ変わっていきます。クラブ選びも同様です。

一番やってはいけないのが、今使ってるクラブとほぼ同じスペックのものを選んでしまうこと。初心者・中級者に必要なのは「変化」です。今レディースクラブを使っているならメンズクラブを使ってみる、初心者向けの大型ヘッドを使ってるなら玄人感ある小型ヘッドを使ってみるなど、意図的に変化を作っていきましょう。

4. 「第2位のクラブ」を選ぶ

試打で一番良い結果が出たクラブ(第1位)は性能が尖りすぎていて、ミスが出やすい場合があります。一方、安定して「そこそこ良い結果」を出せる第2位のクラブは初心者にとって最高のパートナーになります。迷ったら、第2位を選ぶのが正解です。

5. パターは妥協しない

スコアに最も影響を与えるのがパターです。ここにはお金をかけましょう。可能であればフィッティングを受け、自分に合った長さや重さ、ストロークに最適なモデルを選んでください。初心者だからといって妥協すると、短いパットで大きなストレスを抱えることになります。

ゴルフショップで試打するだけがクラブ選びじゃない

ゴルフクラブ選びって楽しいんですよね。どっかに自分にあうクラブ・シャフトがあるんじゃないかって気になりますし、経験や年齢によって変えていかなきゃいけない。

ただ、ゴルフをやるからにはいいスコアで回りたいし、何かしらの変化を得たい。「ミスの見極め」と「意図的な変化の創出。」この二つの観点でクラブを選ぶとゴルフライフがいい方向に向かうと思います。

結局は「どう変わりたいか」を自問自答することがクラブ選びの本質です。

また、妥協せずに選んだパターは相棒になります。ぜひ全てのラウンドで使ってください。ラウンドで少しずつ傷がついていきますが、その傷すら一緒に戦った証です。きっと愛着が湧いてきて手放せなくなります。

ゴルフクラブ選びも楽しんでいきましょう!

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