スウェーデンで暮らしてみたい!/ 脱サラ~海外大学院進学決意の経緯
事の発端は、約6年前に遡るかも。
某ハウスメーカーで営業職として勤めていた、ある日のこと。ふと急に、「あれ、なにがしたかったんだっけ?( ˙꒳˙ )ハテ」と思ってしまった。
仕事は正直言って、やりがいにあふれてた。
とはいえサービス残業・出勤は日常茶飯事な、古き良き日本企業。体力的にはキッツいし、四六時中、社用携帯を手放せない。
たまに、「ちょっと海外行ってきます( ˙꒳˙ᐢ )」と逃亡するも、それは年に5日間だけとれる夏休み限定のイベントだったかも。
※営業職は全員一斉に同じ日程で夏休みをとる、というルールあったかんじ
※その上、海外にいるので社用携帯で連絡がつかない旨、総務次長に書類を提出しなければならんかった
※かつ、海外逃亡中の代理の連絡先を社内で指定せねばならず仲良しの先輩に泣きついたったかも
でもでも、家より会社にいる時間の方が長いし。
業務内容が誰にとってもそれなりにメンタル的にキツいものなだけあって、社内の人間関係超良好◎みんなでお互いを支え合うシステム( ᐢ˙꒳˙ᐢ )♡
休日の野球部の活動とか、イベントも楽しい。
男性中心の職場で、希少な女性社員として可愛がっていただいてお父さんやお兄ちゃんがいっぱいいる気持ちにすら・・・( ˙꒳˙ )♡とても心強くて、あたたかい環境。
そしてそして、個人の注文住宅の受注販売の営業だったもんでお客様は家という一生に一度のお買い物がしたい人々。
動く金額は大きいし、作るものも大きいし。フルオーダーメイドなもんで出来上がるまでは、なにが仕上がるのやら?と、お客様は不安になる。そりゃ~契約先決定までの過程でみんな必死、全力にもなるよね。情緒不安定にもなるわけで。いろんなとばっちりもうけたったかも。
そんなこんなでワタワタしながらも、出会い~契約~家の完成&引渡しまで漕ぎつけたときの感動は、たまらないものがあったんよなぁ( ᐢ˙꒳˙ᐢ )ワホーイ
なにより、仕上がった家を初めて見たときのお客様の笑顔と、あふれてくる感謝の言葉。その瞬間がこのお仕事をする上での、なによりの喜びで。しんどいなりに、割に合うお仕事かなぁ、なんて思ってはいたのです。
しかししかし、なんでしょう。
だんだん、体力がついていかなくなってきたのか、毎月のように体調を崩すように。
大丈夫かなぁ、と不安に思うせいもあってか、気持ちもそわそわしはじめてしまったかも。それでもリンリン鳴り続ける社用携帯に応じるうちに、はた、と、気が付いたのです。
あれ?なんか、わくわくしてないぞ。
せっかくのたまにの休日に友達とあそんでいても、ワイワイ楽しくあそぶつもりが、眠くてウトウト。何をするより寝ていたーいっ!と心の中で叫び始める( ᐢ˙꒳˙ᐢ )オーマイガッ
せっかく時間を割いてくれた友達に申し訳ない。
家族や友達からの電話が鳴れば、LINEがくれば、テンションを引き上げて対応する。そんな嘘っぱちな自分の態度が、なおさら申し訳なくかんじたったかも。
日々仕事をこなすのに一生懸命。
生きるために働く(Work to Live)ではなく働くために生きる(Live to Work)とでも言えるような、自分の時間やリソースの配分の仕方とこのザマ。
これは、なんだろう?家族も友達も大事にできてないかも・・・。おやおや、このままじゃあ、仕事で人生終わっちゃうんじゃなかろうか?
人生=会社?生活=仕事?
いやいやいや、それはあかん( ᐢ˙꒳˙ᐢ )ノ------ッ
自分の人生なのに、コントロールを失っていることに気が付いたのでした。
生きているというより、日々をただひたすらに生かされている、とでもいうような感覚。
「あれ、なにがしたかったんだっけ?」
ちょっと背筋が凍るような、衝撃。冷たくて、スウスウする。忙しさで誤魔化してきた虚無感に、気が付いてしまった。
あれ?あれ?
しばし呆然としたあとに、2つのことに気が付きました。
今の自分が好きじゃないってこと。そして、今ほどに何かにパワーを使うのなら、もっと別に、叶えたい夢があること。
アラサーは学生時代のころからずっと、海外留学、海外生活というものに憧れていたかも。
ずーーっと、頭の片隅にあった夢。
「長期間、海外に住んでみたい!」
仕事のしんどさから逃げたかったといえば、そうなのかも?でも、夢は、夢。人生は、一度きりなんよねぇ。
後先を深く考えずに新しいこと飛び込むのには、年齢に制限があるような気もしなくもなかったんだなぁ。
当時のアラサーは、25歳。
この年齢って、結婚する人もいれば、仕事に熱中する人、キャリアの路線変更を考え始める人もいて。
まわりの友達もいろんな決断をする人がいたけれど、私が求めたのは、仕事と私生活のバランスの変化だったかも。
そうして数々の英語試験を受けることから始めて。
いろいろと調べ、いろんな人に相談しまわって、もんもんと悩みに悩んだ結果、「スウェーデンの大学院に留学したい!」と思うようになりました。
2年間大学院に留学して、スウェーデンで暮らしたい!
大学院に進学して、キャリアの方向転換がしたい!
男女平等、高福祉高負担、スローライフと言われる国で、ちょっと違う人生を見てみたい!
逃げと言えば逃げですが、挑戦と言えば挑戦。はたまた、賭け?
まあ、いっか。逃げるは恥だが役に立つって言うじゃんね( ˙꒳˙ᐢ )
※当時ちょうどドラマやってたかも笑
人生の路線変更の決断から1年後の春
※表現が大袈裟かも笑
スウェーデンのウプサラ大学から、入学許可通知書が届いたかも( ᐢ˙꒳˙ᐢ )サクラサク
「本当に行けるの?!」という喜びと、心からの安堵。今でもくっきり覚えているかも。
先走って会社辞めたったので、フリーターになってしまっていた。
※いやほんとこれおすすめしない、ほんとに怖かった笑
合否発表のちょっと前から大阪に住む親友の家に泊めてもらって、「落ちたら親に顔向けできん・・・」と涙ぐみながら甲子園球場で春の選抜を観て、元気をもらっていたかも( ;꒳; )
※高校球児ありがとう
出発は、2017年の8月。
留学は、2019年の6月まで。
この2年間を、大事に歩むぞ!と、準備を始めたのです。