主要 3 指数揃って大幅続伸、ナスダック・S&P500 はザラバ・引値ベースの最高値!

8 時 15 分、8 月の ADP 雇用統計は+42.8(予:+100.0)万人。10 年債利回りは 0.68%台で推移し、為替市場では 1 ドル 106 円台前半まで円安ドル高が進行。WTI 原油先物価格は 42 ドル台後半で小動き。米国市場は上昇して取引を開始。寄付き直後、ダウが+120 ドル、ナスダックが+100 ポイント程度。新製品を発表したエヌビディア(グラフィックス半導体)が前日に続き大幅高となるなど半導体株中心に買われ、ナスダックと S&P500 はザラバベースでの最高値を更新。ナスダックは 12,000 ポイントの大台に初めて到達する。一方、ここもと上昇が続いていたアップルが軟調に推移。また、大株主による保有比率縮小が明らかになったテスラや、前日急騰したズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(ビデオ会議サービス)ら成長株が売られ、ナスダックは上げ幅を縮小。10 時、7 月の製造業受注は前月比+6.4(予:+6.1)%。7 月の耐久財受注(確定値)は前月比+11.4(予:+11.2)%で、今後の設備投資に繋がるコア資本財受注(非国防/航空機除く)は同+1.9%。同時刻過ぎ、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、雇用最大化と物価安定の達成への自信を示す。資本財・素材など景気敏感株が買われダウは上伸。10時半、エネルギー省発表の先週の原油在庫は前週比-936.2(予:-213.7)万バレル。10 年債利回りが 0.64%台まで低下する中でコカ・コーラら高配当株にも物色が広がり、11 時半、ダウが+195 ドル、ナスダックが-20 ポイント程度。午後にかけて、上述の半導体株やインテュイティブサージカルらヘルステック株に買いが集まる。また、アルファベットら IT 主力株の一角も上伸し、ナスダックは 12,000 ポイント台を回復。14 時半、ダウが+300 ドル、ナスダックが+75 ポイント程度。全体は上値追いとなり、15 時頃にダウは約半年ぶりに 29,000 ドルを回復。引けにかけても騰勢を維持し、結局ダウは29,100.50(+454.84)ドル、ナスダックは 12,056.44(+116.77)ポイントで取引を終了。ナスダックと S&P500 は引値ベースで最高値を更新。出来高は概算で NYSE が 43.6 億株、ナスダックが 42.3 億株。

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