時間をくださいな

「私に時間をくださいな」

そんなことに誰からの許可もいらない。

仕事に家庭に自分を遮るものに

この言葉を断り入れても

時間は与えてもらえない。

そんなしがらみに負けて言えないなど

自分に対して情けなすぎる。

まとわりつくものに対してだけ言うんじゃない。

縛られたまま吐けばいい。

苦しみもがき乞えばいい。

「私に時間をくださいな」

時間をかけたとこで、疲れ切った心と身体は

だらけて時間を無駄にするかもしれない。

それで消えてもそれまでのこと。

忘れ去られる程度のもの

その程度の自分ってことだ。

その時は認めてやれ。

欲しい時間を何に使いたい？

過ぎていく時間の中で置いてけぼりをくらっても

自分が納得すればそれでいい。

実はもう今、すでに時は与えられた。

気づかぬまま、息苦しいと感じているのは

誰だ？

ネットの波に呑まれ過ぎたな。

流されてるように見せかけて

時間を欲しがった自分が望むことを

やってあげればいい。

それがアンタのやり方であり、

これが私のやり方だ。