春の長距離女王決定戦
来る2024年5月19日。
第85回優駿牝馬、別名オークスの日がやってきます。
G1最大の祭典のひとつとも言われ、3歳牝馬女王決定戦として名付けられます。
昨年のオークスでは、リバティアイランドが優勝。
イクイノックスの陰でもの怖気ずにジャパンカップで激闘を繰り広げたのも記憶に新しいが、牝馬クラシック3冠を達成し話題となった。
今年は誰の手に・・・?ということで上位10頭の個別診断をしていきたいと思います。
出走予定馬は以下の通り。
ステレンボッシュ
ライトバック
タガノエルピーダ
スウィープフィート
クイーンズウォーク
チェルヴィニア
アドマイヤベル
ラヴァンダ
ミアネーロ
コガネノソラ
サフィラ
ホーエリート
エセルフリーダ
サンセットビュー
パレハ
ランスオブクイーン
ヴィントシュティレ
ショウナンマヌエラ
・ステレンボッシュ(予想1人気)
前走の桜花賞では、NHKマイル2着にもなり話題となったアスコリピチェーノとのデッドヒートを繰り広げて見事勝利。
タイムも1:32.2(上がり33.4)と驚異のスコアを獲得。今回は、戸崎との新タッグでオークスを挑むとのこと。
前走で激闘を繰り広げたアスコリピチェーノは今回は出走しないこともあり、全頭の中でも断トツの人気を誇ると予想される。
大穴党の私にとっては、文句なしの本命と打ちたいところだが、敢えてせずここは外せない一頭として紐に入れさせていただく。
・ライトバック(予想2人気)
ステレンボッシュが一番人気と言ったら、1着2着と最後までしぶとく粘った3着馬のライトバックにも必然的に目が行くのが当然。
4角最高峰から怒涛の追い上げで32.8と最速の上りを見せつけた実力の持ち主。今回も坂井瑠星君に期待の星が掛かる。
キズナ産駒はクラシックでかなり有力馬とされていて、先月の皐月賞でもジャスティンミラノがレコードを打ち破りそのまま勝利し、ダービーへ直進している。ライトバックについては前走の7番人気にもかかわらず他の人気馬の足元を捉えていることもあり、さすがはディープインパクトの血を繋いでいるといったところか。馬体も維持しながらあれだけのスコアを縮められるのも実力を度外視できない。
・スウィープフィート(予想3人気)
桜花賞組4着。こちらも忘れてはいけない。ライトバックと同様、最高峰から駆け抜けて上がり33.0を記録して惜しくも4着。武さんが今回も乗るのでレジェンドの風格でオークス王手に期待がかかっている。ところでこのスワーヴリチャード産駒、新種牡馬にも拘らず、レガレイラ、アドマイヤベル、アーバンシックとクラシック王座を狙う馬がいくつか揃っていて着目度が高い。懸念点は初輸送初左回りという事もあり、出だしから実力通りの走りができるかどうか。
・クイーンズウォーク(予想4人気)
ネット競馬調べで桜花賞8着にも拘らずこの人気の位置にいるのはそれだけ今年の桜花賞のレベルが高かったということにままならない。前走では、直線で伸びきれず脚が最後まで使えなかったという事もあり、オークスでは前目に捕えないと他の馬に比べて厳しい戦いになると予測される。
・チェルヴィニア(予想5人気)
桜花賞15着。前走では従来の実力を発揮出来ず大幅に敗退。アルテミスからの直行と輸送と初の右回りと乗り替わりともあって前走の結果は度外視したいと考えている。得意の左回りでかつ前目の競馬も得意なのでオークス向きなのは間違いない。
・タガノエルピーダ(予想6人気)
前走忘れな草賞1着。桜花賞組やクイーンS組に割って入り人気が出ている背景には朝日杯FS3着という実績に紐づくものだと想定される。さらに、忘れな草からオークスへ入賞した実績も過去にはあるため、データ競馬を気にしている人たちからしたら度外視できない1頭なのかもしれない。前目の競馬ができる一方で末脚が伸びない馬でもあるので、最後の踏ん張りはどうなるかはレースが始まってからじゃないのと分からないのと、非常に他の馬に比べて軽い馬であるため馬群に揉まれてしまうと敢え無く敗退する可能性も否定できない。
・アドマイヤベル(予想7人気)
クイーンSから1着を取り、オークスへの優先権を獲得した1頭。もちろん、フローラSからオークスへの1冠を決めたこともあるのと、スウィープフィートと同様、新興産駒というのもあってこちらの馬も期待がかかっている。
・ラヴァンダ(予想8人気)
前走クイーンS組で2着。タイムスコアだけ見るなら度外視できない1頭ではあるものの、前走では10キロと大幅に落としその分疲労が残ってしまったようにも見える。馬体もしっかりし、スタミナがつけば有力馬に近づく可能性はあるが、現状だとゴール前にバテてレースができないように映る。
・ミアネーロ(予想9人気)、コガネノソラ(予想10人気)
フラワーカップ、スイートピーSでそれぞれ勝ち馬となり権利を得た馬。
ミアネーロは、あの急上昇産駒のドゥラメンテ産駒で馬体もしっかりしていて長距離向きに調整されているのを見ると非常にオークス向き。
一方で、コガネノソラについては、ゴルシ産駒でありユーバーレーベンの再来を彷彿させそうだが、こちらは非常に小柄であり上りも使えないのでこのレースレベルには合っていないように見受けられる。
以上を振り返り人気上位10馬で優劣をつけると
優勢
・ステレンボッシュ
・ライトバック
・チェルヴィニア
・アドマイヤベル
・ミアネーロ
中間
・スウィープフィート
・タガノエルピーダ
劣勢
・クイーンズウォーク
・ラヴァンダ
・コガネノソラ
おまけ
POG馬サフィラについて
明らか、長距離向きだから軽くしてスピード競馬するより、体力つけてスタミナ競馬する方が分に合ってるはずなのにどういう方針なのかいまいち掴めない。POG馬として相当期待していたのにふたを開けたらとても残念極まりない。突然羽根が生えて羽ばたく以外に勝ち目なくね?ということで涙の消し。本当はシンエンペラーと生き残りをかけてPOGレースの土俵に立ってほしかった。
当日どうなるか楽しみですね。
競馬で勝ってお楽しみにお金を稼ぎたいです。。。
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