チャイルドペナルティ6選

先日ニュースを見ていたら、チャイルドペナルティについて報道されていました。チャイルドペナルティとは「子どもを持つことによって生じる社会的・経済的に不利な状況」を指すようです。

ワーママの私は二人の子を持ちますが、第一子出産前と出産後の育休復帰後では後者が年収100万円下がりました。

私のパフォーマンスが悪かったんだなと落ち込んでいましたが、社会的な傾向としてあると知り詳細を共有したいと思いました。

私や私の知人が受けたチャイルドペナルティは下記の通りです。

1.遠隔地転勤できない人は基本給マイナス3万円
最終面接時に提出する書類に遠隔地勤務が可能か否かチェック項目があり、当時1歳児を育てている私は遠隔地勤務可能と現実的に難しかったです。遠隔地勤務が可能と回答しなければ月3万円の手当がつかなくなります。年間36万円の年収ダウンにつながります。

2.連続2年以上勤務しなければ昇進試験資格がない
知人が勤務する職場で昇進試験受験資格が2年以上連続勤務が定められているようです。知人は育休明けで今年は受験資格がないし、続けて子の妊娠出産を希望しているけど、そうすると昇進試験受験資格が振り出しに戻るので、第二子のタイミングを悩んでいるとのことでした。子どもを育てるにはお金が必要なのに、子どもを増やそうとすると年収増加は諦めなくてはいかず、困っていました。

3.子どもに熱出さないでねと言われたと上司から言われた
知人が子どもが体調悪い際に休暇を取得する際に上司から言われた言葉です。子どもを育てる上で不利だと感じたようです。

4.1歳にならない子がいるのに取引先との夜の懇親会に参加することを強要された
育休からの復帰時に子どもが1歳にならなかったのですが、復帰1ヶ月後に取引先との夜の懇親会があり参加しなければならない雰囲気がありました。子どもを育てる上で不利だと感じました。

5.昇進を考えていないという雰囲気で話された
女性の活躍の研修があり参加した際に、グループワークのときに先輩が他の参加者にはゆくゆくは管理職としての勤務を考えているでしょと意見を求めていましたが、私にはそれを振られなかったので子育てをしている＝昇進は考えていないとみなされていると感じました。

6.年収が下がった
冒頭に記載の通り、育休取得前と後で年収100万円の差がありました。

いかがでしたか？みなさんのチャイルドペナルティの事例があればぜひ教えてください。
チャイルドペナルティの解消が少子化対策になると思います。