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テキサスといえば…


テキサスといえば、何を想像されるでしょうか。

カウボーイ?西部劇?ロデオ?

ロデオは牛に振り落とされないように背中にしがみつくアレですね。
単なるアトラクションかと思いきや、アメリカでは競技大会があって、テレビでも放送されていました。
アメリカというかテキサスローカルでしょうか??

そして忘れてはいけないBBQ!!!

テキサスにはたくさんのBBQハウスがあるようですが、今回は人気店の一つであるハードエイトへ行ってきました。

BBQ愛を感じる


広い庭付きの一軒家の前でバーベキューをするはいかにもアメリカらしい光景ですが、流石BBQの国だなと思ったのが、アパートメント共有部にあるプールサイドにもバーベキュー設備があることです。
そして、近所の家のベランダや玄関前ポーチにも簡易バーベキューセットを置いているのもよく見かけます。

テキサス人にとってBBQは生活の一部ということでしょうか。

余談ですが、肉を外で焼く文化は単にお肉が大好きということだけではないのかもしれません。
アメリカの台所の換気扇は日本のように外へ排気するタイプではないのです。

日本なら外へ排気するのは当たり前ですが、アメリカではただ単に室内に吸った煙をそのまま室内に拡散させるだけなのです・・・
トイレの換気扇もそう。
外ではなく、リビングやベットルームに拡散させるのです。謎すぎる。薄まればいいの・・・か?

この換気扇事情は事前に知ってはいましたが、実際に使ってみるとやはり衝撃。

でもこんな時、深く考えてはいけません。
そう、大切なのは「まぁ、いいっか」です。
既にたくさんのまぁいいっかが蓄積されてきましたので、そのうちにそれらについても記事にしたいと思います。

伝統的なテキサスBBQ

話をBBQに戻しましょう。
単に肉や野菜を焼くだけでないのがテキサスバーベキューです。
伝統的なテキサスBBQとは一体どんなもの?
ちょっと予習してみました。

テキサスの伝統的なBBQとは・・・
ガスや電気は一切使わず100%薪を燃やす際の熱のみで加熱します。低温でじっくり長時間、加熱・スモークする「Low&Slow」と呼ばれる調理法により、肉本来の美味しさを引き出し、固い肉質の部位であっても、ジューシーで柔らかく仕上げます。
香りもチップや木くず、液状のスモークやその他の人工的にスモークの匂いをつける添加剤は使いません100%薪を燃やした煙のみでおこないます。

テキサスBBQは牛肉が主役です。
一般的にアメリカ産の牛肉は、脂身が少なく、肉の味わいがしっかりとしています。特にテキサスは、良質な牛の産地として有名で、牛肉が主役となるバーベキューが発展しました。伝統的にはブリスケット(胸肉)やショートリブといった部位を食材とする事が多いです。

バーベキューソースは時に、肉の持つ味や香りを損ねてしまうことがありますが、ドライ・ラブ方式では、肉本来の旨味や風味を凝縮することができます。
主に使用されるのは塩・胡椒ですが、肉の種類によって砂糖やパプリカ、そしてチリやガーリックなども使います。

テキサスバーベキューとは より引用

さぁ、食べたくなってきたでしょう??

今回訪問したお店は周囲に煙がモクモク立ち込めるテキサスバーベキューの人気店、ハードエイトです。

1回目はテキサスに来てすぐの頃に夫と二人で、
2回目の昨日は夫の会社の方々と総勢8名で訪れました。

煙モクモク・・・

煙突からもくもく煙が
これぞハードエイト
店の前には山積みの薪
うっすらと白く煙っている
写真でに伝わるだろうか
実際はとんでもなく煙い
こちらから入店
1回目の訪問時は空いていたが
2回目は長蛇の列。入店まで40分くらいかかった。
お店に入るとこんな感じでBBQコーナーが
入店してすぐのところに掲げられているメニュー
ここで店員さんが華麗な手捌きで切り分けてくれる
既に焼き上がった食材が並ぶ
銀色は丸ごとじゃがいも
   お肉エリアを通過したら、次はサイドメニューエリアへ
フライの誘惑
揚げたてを提供してくれる
肝心のバーベキューソースがドーン
ほんのり甘くスパイシー
香りから既に美味しい
肉ばかりだと重いので
コールスローやポテサラも
コールスローは甘め
ポテサラはハーブが効いていて
個人的にスマッシュヒット
写真映えしない豪快な盛り付け
骨付きリブ
ブリスケット(イチオシ!)
チリソーセージ
じゃがいも
骨付き肉にかぶりつく
オニオンリングもサックサク
店内は古き良きアメリカの雰囲気で賑やか
クマやトナカイの剥製も


今回は8人で行ったので、いろいろな種類を少しずつ食べることができました。

どのお肉ももちろん美味しかったですが、特にブリスケットは長時間スモークされているだけあり、柔らかさも肉の旨みも薫香も際立ち、とっても美味しかったです。

ナイフもフォークもありましたが、基本的には手をベットベットにしながらかぶりついてたべました。

いつものように、食べきれない分はお持ち帰り。
我々も全身をしっかり燻され、いかにもバーベキューを楽しんできましたという匂いを纏い帰宅しました。

奥が深いテキサスバーベキューの世界。
美味しく楽しいひとときとなりました。


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