「アート×アロマ」その世界のひろがりのおもしろさ
「こんな時だからこそアートや香りを感じる場があってもいいのではないか」
そんな思いもあり、参加人数の縮小、感染症防止対策のうえ「みるアロマ~アートと香りのワークショップ」開催の運びとなりました。
「言葉×香り」のアロマセラピー「読むアロマ」は、物語の世界観を香りで表現したものです。今回は、そのアートバージョン。1枚の絵から感じたことを言葉にし、さらに香りでデザインしていきます。
今回、共通テーマになったゴッホの1枚。
どこに目を向けるかで、いろいろな見方ができそうな気がしたのですが、実際参加者のみなさんの視点はそれはもうすばらしくて!
背景、人物、色、モチーフ、表情、季節etc・・・・・・
いろいろな切り口と、その読み解きのお話を聞いていると、さらにそこからイメージがひろがって、想像の世界がどんどんふくらんでいきます。
「1枚の絵で、1,2時間は軽く話せちゃう!」そんな勢いでした。
そして次に、この絵をイメージする香りを作っていただくために、6種類の精油をご紹介していくのですが、今回はあえて名前をふせて嗅いでいただきました。
なんの情報もないまま香りを嗅ぎ、その印象を言葉出ししていきます。
色、軽重、乾湿、風景、甘苦など、こちらも自由に表現していただいたのですが、いや~、なんかもう、アロマセラピスト冥利につきる!そんなワクワクな時間でした。
というのも、こちらが精油の特徴としてお伝えしようと思っていたこと、例えば「この植物の花の色はピンク」「日本人には馴染み深くてなつかしい」「時間とともに熟成する」「草っぽい」「清涼感」「鎮静作用がある」などのことを、嗅覚だけでみなさんしっかりキャッチされているのです!
たかが香り、されど香り。
そのゆたかさをあたらめてみなさんから教えていただいて、感激してしまった次第です。
今回のワークショップでは、合計9本の精油をご紹介したのですが、その中のベスト3はこちら。
・ベルガモット
・ゼラニウム
・パチュリ
テーマ(絵)から選ぶ香りは、「自分」を離れた手順をワンクッション入れるので、普段なら選ばない精油だったかもしれません。
しかし、絵から出てきたイメージは、紛れもなくその方自身のものであり、それとつながった精油には、やはり意味があると言えます。
上記の3本で言えば、ベルガモットは、つまりや停滞感を流すうっ滞除去作用、ゼラニウムは心身の過不足を整えるバランス調整、パチュリは鎮静や地に足つけるグランディングの働きがあります。
「先行きが見えない閉塞感、足元がグラグラするような居心地の悪さ、不安定感」
そいういったものをサポートしてくれるラインナップです。
「選んだ香りには意味がある」ことを精油の様々な要素から読み解いていただければと思います。
みなさんとシェアしたアートと香りの場。オフラインイベントの醍醐味であるワークショップビフォーアフターの雑談ももれなく味わえました。
しかも、その雑談で、中学の先輩(福岡の中学校)であることが発覚するというサプライズが!!
こんなことってあるんですね~。雑談、すごい!
アートと香り。またひとつひろがる世界の発見です。
ご参加いただいた皆さま、アートハッコウショ様、素敵な機会をありがとうございました。
今後もいろいろな企画ができればと思いますので、またご一緒できるのを楽しみにしております!
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