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本のある空間を訪ねて①
将来、本がある空間に身を置きたいとの夢があります。
それは販売するものなのか、図書館のようなものなのか、その場所を過ごすときに手にとってもらいたいものなのか。いろいろなイメージがふくらんで、もしかしたら今一番楽しい時期なのかもしれませんw
ということで、今年のテーマは『街の素敵な「本+α」なお店歩き』
さっそく2件のわくわくな「本のある空間」に出会いましたよ!
①【Books and Retreat 湯河原惣湯】
コンセプトは「森・湯・食・本」
湯治場として古くから人々を癒してきた養生の地に、新しい施設ができました。ゆるりとお湯につかり、食し、読む。
それが、宿泊施設ではなく、コワーキングスペースと併設されているのが今を映しているなあと感じました。
森と湯とおいしいものになぜ本が加わるのか?
そこに、私がやりたいことのヒントが隠されているような気がしております!
平置きの本、本、本。なんて贅沢な使い方w
ガラスのドアに映りこんでいる十字架の光は意図的なデザインなのかしら。
そうであるなら、なんてステキ。
同じ本が2冊重ねておいてありました。1冊は店内用。気に入ればカバーに入った新しいのが買えるように。なるほどなるほど。
都心から1時間30分。湯河原駅から路線バスでも10分ほどで到着です。
ゴロゴロ、まったりというよりは、いつもと違う場所に行ってリフレッシュしたいときにオススメ。日常のちょっと横にいける感じがちょうどいいです。
②【映画と本とパンの店 シネコヤ】
店内に入ったとたん、「わ~~~っ」と声が思わずもれました!
「映画好きは本好き、本好きは映画好き」の法則は調べたことはないけど、かなりの高確率のはず。
来たそばから「また来たい」って思ってしまうワンダーランドです。
「なんか、なつかしい」
アンティーク調の味わいあるインテリアのせいなのか、昔観た、読んだ作品とあっちの棚、こっちの棚で目があうからなのか・・・。
「なつかしい」の一言には、たくさんの感情がブレンドされてますよね。
楽しかった、おもしろかった、若かったなどをベースに、あたたかい、ほろ苦い、まぶしいなんかがスパイス的にきいていたりして。
そんな感情、感動がじわんとうまれるって、ほんと、すごい!
「本のある空間」が作るもの、生み出すものってなんだろう。
私なりの答えを探す旅を続けたいと思います。