【フェンネルスイート】”女性の味方”アロマ暮らし薬剤師の精油note
こんにちは!
フェンネル・スイート精油の香りを時々欲する!
アロマ暮らし薬剤師 ”あき” と申します。
この度は、”フェンネル・スイート” 精油の香りの魅力を、アロマテラピーインストラクター×アロマブレンドデザイナー保有薬剤師の視点からお伝えします。
”フェンネル・スイート” の香りの効果に、少しだけでも興味が沸いた方の参考になれば幸いです♬
”フェンネル・スイート”
精油PROFILE
”フェンネル・スイート”
アロマ暮らし薬剤師の偏った⁉使い方
フェンネル・スイート精油は、揮発速度がやや速めであるため、本来ならゆっくり香るベースノートとブレンドするのがオススメです。
しかし、わたしは、なんだか単独で嗅ぎたくなることがあり、そのときはそれだけ香らせることもあります。
ちなみに、ブレンドするのにちょうどいいベースノートはサンダルウッド・インドです♬
そして、わざわざディフューザーを買わなくてもできる、お手軽芳香浴法については、下記リンクの記事にまとめています♬
ぜひ参考にしてみてください!
それでは、実際のアロマテラピーの現場ではどのように使っているのでしょうか…?
”フェンネル・スイート精油”
アロマ効果は?
フェンネル・スイート精油は、アロマテラピーでは、主に上記の効果を期待して使われています。
しかし、科学的なエビデンスを立証する厳格な研究が行われていません。
そのため、医薬品のように、これらの効果が有用であると判断するのが難しく、日本では「雑貨」扱いになります。
それでも、フェンネル・スイート精油には「アネトール」が含まれます。
このアネトールが、女性ホルモンのエストロゲンと似た構造をしていて穏やかなエストロゲン作用を示すため、月経不順等の症状が和らぐ可能性があります。
では、フェンネル・スイート精油を使うのに、不向きなタイプはあるのでしょうか…?
”フェンネル・スイート精油”
使用上の注意は?
フェンネル・スイート精油に含まれるアネトールが女性ホルモン ”エストロゲン” と化学構造が似ているため、妊娠・授乳中の方、子宮内膜症、エストロゲン依存性ガンの患者さんは、体内のエストロゲン濃度が過剰になる可能性があるため使用を控える必要があります。
また、5歳以下のお子さんのいるご家庭でも、芳香浴を行うにあたり注意が必要です。
空気中に舞った精油成分が原因で、気道の炎症につながるケースも否定できません。
ちなみに、トリートメントオイルに使用する際の濃度の目安については…
「植物油50mLあたり2滴」までの濃度です。
”フェンネル・スイート精油”
アロマ効果【まとめ】
甘くもスパイシーな「フェンネル・スイート」。
女性ホルモンのエストロゲンに似た構造をもつアネトールを含むため、特に下記の方にオススメです。
ただし、月経不順や月経によるイライラで困っている女性に限らず、このフェンネルの香りを心地よいと感じる方は、5歳以上であれば、ルーティンの芳香浴に導入して大丈夫です。
これを機に、フェンネル・スイートの香りに興味が沸いた方は、ぜひ使ってみていただけたら幸いです♬
それでは、読者の皆様の健康を願いまして...
この度も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!
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