日本の旅:高千穂神社での講演会と阿蘇、大分巡り
2021年10月 高千穂神社にて、高千穂神社の宮司さまと横浜病院の長堀先生との対談式講演会に参加しました。ただ講演会に参加するのはもったいないと阿蘇~宇佐と、周辺も散策する旅となりました。
講演会
高千穂神社は日本発祥の地、神々の伝説を伝える神社として知られておりますが、神社の宮司様の語られたお話は、これからの時代の生き方、在り方についてを教わる機会となりました。
ここ数年は、台風や水害、火山の噴火など予想外の天災とともに、疫病の広がりにもよって日々の生活が一変しました。そして、自分たち自身も、これまで繰り返してきた営みを、一度、見直して、どのような生活を、どのように生きていくかを再考する時間となっているかと思います。
今回の講演会では、古の歴史を知る高千穂神社の宮司様と、対談形式で、科学の先端にいらした横浜病院の長堀先生と、これからの霊性(各々の在り方、という解釈をしました)についてお話をなさいました。
過去の歴史を振り返り、同じような事象が過去にもあったことから人類が学んできたことを宮司様からお聞きして、一方で最先端の医療に携わる長堀先生からは、生命の神秘の謎と、その謎が最先端の科学理論が少しずつ迫ってきている、というお話内容とは、その根底に「自然に寄り添った生活を営むこと」と同じお考え、同じ哲学が流れていることを感じました。
おそらく、様々な科学・化学の応用(食品添加物や、農薬、肥料、医薬品から、原子力発電、重機を使った土地の開発など)は、ほんの150年程度の短い時間で進んでしまいました。この短い間に、必要以上のものを生み出し、消し去ってしまったように思います。不便さをより良く、と進化したものの、本来の生命の匂いが消えてしまったものを減らし、自然(しぜん、じねん)であるがままで利用できるものはそのように利用する、という流れ、バランスを見直すときが来たことを改めて感じる時間でした。
旅の工程
1日目
朝に東京を出発、福岡空港で友人と合流し、車で高千穂峡へ向かいます。福岡空港からGoogle Mapの試算で、2時間20分ほど。高千穂の手前に、幣立神宮を通るため、立ち寄りしました。
幣立神宮の奥には、八大龍王がおわす池があり、お参りして出発、国見ケ丘の展望台へ。夕刻の黄昏時の淡い陽の光りを見ながら下山して、宿で一度荷物を降ろしてから、高千穂峡を急ぎで観光。夜のライトアップがあるようで、ところどころライトの設置があった。
2日目
翌朝は6時30分に目が覚め、いそいで草部吉見神社へ。古代史を感覚で感じるためには大切な土地。長く下る階段は、もしかしたら物々しく、畏怖感ただよう空間化と想像していましたが、実際にはとてもやさしい空気感、ちょうど東側(神社の裏側)から陽の光もうっすらと入ってきていて、包まれるような心地よさを感じながら、再び、高千穂にある宿へ戻りました。朝食を頂き、宿主さまのお心遣いで柑橘の「へべす」を頂き、講演会のスタッフさまなどと合流して、講演会の会場である高千穂神社へ、、、のつもりが、数時間時間があったため、もう少し高千穂周辺を巡ることに。
神社から車で20分ほどの、八台龍王神社と瀬織津姫神社へと向かい(瀬織津姫神社はたどり着けず、また次回としました。)お水を頂いて、講演会の会場へ戻りました。この間、1時間ほど。もっと回りたい場合は3時間ほど時間があればたっぷり回れると思います。(ただし車が必要です。バスと言った公共交通機関はほとんどありません)
高千穂も、神社と高千穂峡の周りが普通の町ですので、カフェや居酒屋、和食堂から生活必需品のお店までありますので意外と便利です。
講演会の後は夕飯を頂いて、20時~21時の夜神楽を拝見しました。毎晩の開催で、19時から当日券が販売され(ネットで事前予約もできます)、次々と席が埋まっていくそうです。今回は、ガイド役の方が席を確保してくださり、ありがたく夕飯を食べてから神楽殿へと向かいました。
夜神楽が終わり次第、隣町の高森町の宿へ移動して、この晩は「民宿きん(熊本県高森町)」にお世話になりました。こちらはHPのみの連絡で、楽天トラベルなどには掲載がありません。食事がおいしくて、とても心地のよい、きれいな民宿でした。(また伺いたい!)
3日目
6時半に目覚めて、旅支度を済ませ、評判の朝食を頂きました。とてもおいしく、体に元気が入るようでした。後ろ髪惹かれる思いで宿を出発、白川の水源を見たいと思い、白川吉見神社へ(水源の1つの泉があります)お参りしてそこでペットボトルいっぱいの水を汲んで、3日目の御供としました。その後、福岡の友人と博多に戻り、濃厚な3日間だったね、と解散。
わたしは、大分県中津市にあるアロマメーカーさん訪問のため、そのまま電車で中津へ移動。博多駅から2時間半。隣の駅までは福岡県、中津から大分県、という県境にある町。そして黒田官兵衛の出身で、福沢諭吉の生家のある土地であり、耶馬溪という新日本三景にも選ばれている景勝地のある町です。2度目の訪問、空気が温かく、ほっとする場所です。
4日目
お世話になっているアロマ製造会社「六月八日」さんのところを訪問。3年ぶりの訪問で、ナント、コロンビアからの方がお手伝いをしていたり(日本人の方と結婚されて日本に住んでいる)それがすごいイケメン。、、、とそんなこんなで、旅は続きます。
今日のところは、ここで一旦おしまい。。。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?