精油の特性を詳しく調べてみて、知識不足露呈で反省中
精油にはいくつかの特性が...
って↑↑↑この文言、ブログ時代から何回も言っているような気がしますが、ご勘弁を。
さて、精油の特性のひとつに引火性(可燃性)があります。
『火気厳禁』『火の近くで使用しないでください。』と、精油のラベルや取扱説明書に注意事項として記してあります。
要するに精油は「火がついて燃える」性質があるということです。
精油を使用するにあたって気をつけなければならない特性ですので、敢えて注意事項として記載してあるわけです。
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私も、もう20年近くアロマテラピーに慣れ親しみ、なんなら毎日精油と戯れていますが、「火の近くで使わなきゃいいんでしょ」くらいの感覚でした。
そのため、実はどのくらいの温度で燃えやすいのか考えてもみませんでした。(調べたり勉強したりしなかったということでございます。)
『引火性』があるということは『引火点』もあるのだなと思い、調べてみると精油の種類によって引火点の差がこんなにも!とわかりましたので、精油はどのぐらいの温度で燃えやすいのか、まとめてみました。
・クロモジ62℃
・ヒノキ(幹)39℃
その他代表的な精油の引火点
・フランキンセンス32℃
・ジュニパーベリー33℃
・スィートオレンジ43~45℃
・ローズマリー49℃
・ティーツリー60℃
・ラベンダー75℃
・ゼラニウム77℃
・ローズオットー100℃
文献等によっては多少の違いはあるかもしれませんが、ローズオットーは統一して100℃でした。
引火点が30℃台の精油もありますし、全体的に思いのほか低いと感じたのは私だけでしょうか。
フランキンセンス、ジュニパーベリーが、ヒトの体温よりも低い引火点で驚いております( °-° )
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真夏の気温が30℃超えの日は当たり前ようにあります。
そんな夏日に精油の蓋を開けっ放しに放置していたら危険では?
アロマディフューザーで精油を香らせていたらどうなるの?と思われる方もいるかもしれませんが、精油が「自然発火」することはありません。
ですので『引火点』を上回る温度であっても、火がなければ勝手に燃え出すことはないのです。
精油瓶の蓋はしっかり閉め、冷暗所に保存し、火気のないところで使用するということを守って、安全に楽しくアロマテラピーを楽しんでくださいね♡
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アロマセラピストという身分で、『引火点』を気にしたことなかったことをかなり反省しています。
今回この記事を書くにあたって、精油の引火点を調べてみて、「この差はいったい!」からの「含有成分の違いでしょ」&「成分の割合も関係するんだよなぁ」にたどり着きました。
これは調べなければですね!
って、なんかものすごく大変そう\( ´ω` )/
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執筆者プロフィール
アロマセラピスト 岩瀬 史生子(Shoko Iwase)
AEAJ認定アロマテラピーインストラクター AEAJ認定アロマセラピスト/富山市出身 2011年 リラクゼーションサロン「レゼル・ダンジュ」オープン/アロマセレクトnote担当者のひとり/美しい植物、人、風景を愛でるのが好き/アイスダンス鑑賞が趣味