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そうだ!信楽へ行こう!魅惑のトルコブルーの皿を夢見て
キャンセルしたひとり旅
5月の誕生日の自分へのプレゼントに一人旅をこっそり計画していたのだけど、梅雨入りが思わぬ早さだったことで雨続きの天気予報だったり(旅先は特に雨の多い場所)まん防が延長されたことと、またまた一部地域で緊急事態宣言が発令されたことなどで、ふたたび自制ムードが高まってきたのもあり、やむなくキャンセルした。
そもそも、この旅を思いついたきっかけが、なんだったのかも、コロナ禍で予定が二転三転して、忘れるところだったわ。汗
あれもこれもキャンセル…だけど!
そう、それは、この前の、『小関越え』とも関係があって、ご一緒したサークルの月一の5月の山歩きの行き先が、自宅からだと少し距離があったので、ひとり前日入りで近くで宿泊して参加する計画だった。山歩きのときは一緒に楽しんで、解散後、また私は旅を続けるつもりだった。
が、
京都にも緊急事態宣言が出たことで、リーダーの方から、「5月の会はキャンセルにします。」と連絡があり、それでも私は予定通りに旅行はしようとそのまま2泊3日で決行することにしていた。
山歩きはキャンセルになったものの、その前後に私が予定していた場所はひとりで行動できる場所ではあるけれど、雨だと多分危険で散策したい場所にも入れない可能性もある。。自制ムードのなか、さらに行きたいところにもいけずに強行するのはもったいないし、楽しさも半減どころかさらに下がる。そんな訳で旅行自体をキャンセルにした。とほほ。
が、しかし、私の旅モードはくすぶっていて、雨の隙間を縫ってどこかへは行きたい!
そうだ!信楽へ行こう!ってことになった。
信楽焼のトルコブルーのお皿
そもそも信楽、ってキーワードは、とあるお皿から。
それは、トルコブルーの信楽焼のお皿が欲しくて探していたことから。
この24センチ皿。
艶消しで素朴な焼き。以前購入したお店の方に仕入れをお願いしたのたけれど、仕入れ先からはもう入らないとか。だったら、同じ滋賀県内だから行けばいいやん!ってことで、信楽、、ってのもあり。
信楽のある甲賀市は滋賀県最南端
過去に車では何度も行っていたのだけど、電車で行くのは初めて。同じ滋賀県でも信楽がある甲賀市、こちらは最南端。改めて地図を見て知った。汗
琵琶湖の東南部の各市町村って、、詳しい位置関係ってよくわかってなかったな。
琵琶湖の西側からだと、
最寄駅→JR山科駅→草津駅
(草津線に乗り換え)
草津駅→貴生川駅
(信楽線に乗り換え)
貴生川駅→信楽駅
草津線に乗るのも信楽線に乗るのも、長年滋賀で暮らしていて初めて!!笑
信楽線は信楽高原鉄道とも呼ばれている。
ふわっと思いついたわりには充分旅行気分を味わえる。
子供のように密かにうきうき。車内で窓越しにキョロキョロ落ち着きなかったのは私だけ。
風景がそう変わるわけではないけれど、自宅から琵琶湖を隔てて見ている近江富士がすぐ近くに見えたときに、あ〜ここまで来たんだなあ。と、しみじみ。
草津線で貴生川(きぶがわ)まで行き、そこから私鉄の信楽高原鉄道に乗り換えて5つ目が信楽駅。
信楽高原鉄道
信楽に行くなら信楽高原鉄道!車より電車でガタゴト乗り換えの旅が楽しい。乗ってみたかったんだよね。
貴生川駅で信楽線に乗り換えの時間が35分ほどあったので、無人駅だけどインターホンで改札をあけてもらってコンビニでも探そうと外へでてみた。駅前のロータリーを越えた道路にありました、セブンイレブンが。(教えてもらった)
旅行キャンセルした代わりに近場で日帰りの旅。お仕事で使う食器も見に行きたかったので仕入れに信楽へ。電車で行くのは初めて。乗りたかった信楽高原鉄道🚃 pic.twitter.com/cERHNpoesR
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今はコロナ禍で車の方が安全かもしれないけれど、密を避けてのひとり旅。しかも、あえて平日の雨の日を選んでみたけど(後付けだけど)。人寂しい信楽の町。学生が電車に乗り込む以外、観光らしき人と出会ったのは、カップル1組、ご夫婦1組みぐらいだったかな。あとは地元の方やら道路工事の方。
さて、お待ちかねの信楽高原鉄道♡
(特に鉄子ではない)
とってもレトロな内装!
このシステムがよくわからなくて、草津線のJR貴生川駅(終点)のホーム降りたら向かいが私鉄の信楽線。そのまま乗り込めるので、車内でこのように切符の発券機があり、整理券を取ってくださいと。降りる駅に着いたら一番前のドアから料金払ってでるという案内が出発前にあった。市バスのような感じね。
先頭車両はこんな感じ。日常と非日常的な車両分けね。
信楽にとうちゃこ〜〜〜。やっぱりね、お決まりの信楽たぬきたちがお出迎え。
ちゃんとマスクしてた。で、甲賀の忍者の宣伝も兼ねてた。ご苦労様です。
ちょうどお昼前だったので、ランチを。あ、その前に信楽産業会館があって、そこに寄ってわかりやすい地図をゲット。駅にチラシのスタンドとかもなくて売店のみ。観光用の地図があればと売店のおばあちゃんに聞いたら、その会館を教えてくれた。
産業会館の方に聞くと、今はあまりお店が開いてない(休業中だったり閉店とか)らしい。(どこも同じだね)で、おすすめのコチラにお邪魔しました。
マルポタ舎さん。
おしゃれなカフェで軽食もあり。手作りのケーキが美味しそうだったな。
信楽のカフェ マルポタ舎さん
信楽のカフェ #信楽 #信楽散策 #信楽の旅 #note pic.twitter.com/41L9kL0Gli
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マルタ陶喜さんの敷地内。とても大きな信楽焼のお店。窯元さんで自社の窯のものだけでなく信楽焼全般を扱っているそう。
こちらのカフェでオムライスをいただきました。とっても美味しかったです。ご飯の上にふわふわオムレツが乗ってるタイプね。
お店を出て、
駅からそのまままっすぐの道を行くと、新宮神社。信楽の窯元散策のコースでは、ここがおヘソ的な場所。ここを目印にして案内地図を見て1周すると、普通にあるいて1時間コースらしい。でもみんなあちこちショップや窯元などに立ち寄るので、2時間ぐらいはかかるとか。私は2時間半ぐらいだった。(最後道に迷ったからかも)
板塀の小道があちこちに。そうそう、NHKの朝の連ドラ、「スカーレット」で一躍有名になりましたものねー。この板塀もシーンに出てきたらしい。スカーレットは観ていたけど、信楽に着いてから、あースカーレットの地かと思ったぐらい全く意識してなかったな。
神宮神社から窯元散策スタート。ろくろ坂 #信楽 #信楽散策 #信楽の旅 #note pic.twitter.com/5vCDoJ1IrU
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このあたりからゆるい上り坂。
新宮神社から少し歩くと見えてくる、嶋吉陶房さん。こじんまりした素敵な窯元さん。
私の好みのものがたくさん!ここは要チェック。まだ始まったばかりだから、最後にここに戻るかどうか、それ以上のものが見つかるのか。。
この雰囲気が好きだな。ここの陶房さんこそ、スカーレットの夫婦がいつもろくろ回してたりしてた部屋っぽかった。でもここは違うんだって。。
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散策していると、あちこちにレトロな雰囲気が残ってて良き良き♡
そして、今は亡き高橋春斉先生の陶房。娘さんが引き継いでいる。私の叔母が自宅で茶道教室をしていて、以前信楽にも住んでいたので、以前、先生のお宅にご一緒させてもらったことがあった、奥様や娘さんともお会いしたので当時を思い出した。
坂道を登りきったところにある登り窯跡地。
カフェやギャラリーもある。ここは以前にも訪れたと記憶が蘇った。信楽の窯元巡りで1番の見応えあるメインって感じかな。
登り窯 なつかしいな。#信楽 #信楽散策 #信楽の旅 #note pic.twitter.com/MJkL6nryQJ
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そしてここから坂を下っていく。
こちらは敷地内の坂を登った先に素敵なギャラリーがあり、窯元の奥さんがギャラリーにいらして、お話した。トルコブルーのお皿のことについて聞いてみた。同じ焼き方のコーヒーカップは1個はあったけれど、お皿はないとのこと。どこの窯元さんで焼かれているとか、情報は得られなかった。
滋賀県の最南端の小さな町、信楽。この風景を眺めていて、こんなに小さな町でたくさんの焼き物が生まれてきたんだなあ、と、しみじみ。。
#信楽 #信楽散策 #信楽の旅 #note pic.twitter.com/G2oB1RtNIp
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せっかくだからスカーレットのロケ地へ
こちらが実際にスカーレットの撮影に使われたロケ地とか。奥まで入ってみたけど、結構、大物を焼かれている工場的な立派な規模の窯元さん。
動画でご覧ください。
スカーレットのロケ地になった場所 #信楽 #信楽散策 #信楽の旅 #note pic.twitter.com/kqh7idh0hU
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そろそろ帰り道。さらに下っていきます。
最後にこちらのギャラリーへ。蓮月さん。
お店の方と色々お話も楽しくて。こちらではお皿を購入。信楽焼きらしい味わいあるプレートとしても使えそうなお皿。
最後にもう一つの登り窯、丸又窯跡へ。ここは老朽化が激しいのか、中には入れなかった。
丸又窯跡 #信楽 #信楽散策 #信楽の旅 #note pic.twitter.com/esHTJe1OFQ
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信楽駅に戻ってきたら・・・
このあと、道に迷い、駅と反対に歩いていたことに気づき、後戻り。気づいたとたん疲労困憊。汗汗
帰りの電車の時間とかまったく気にせずに歩いてた。ずっと曇りで散策にはちょうどよかったけど、とうとう駅近くになったら少し雨がパラパラしはじめて、折りたたみ傘をさした。
そして、駅について切符を買おうとしたら、ちょうど電車が行ったあとらしくて、あと1時間待ちだとか。。。ふにゃー、力抜けた。笑
確かに田舎の駅だから本数も少ないし当然。そんなこともまったく考えてなかったな。
かなりマインドフルな時間を過ごしたね。良き良き。
まあ、ひとりののんびりした旅なのでおかまいなし。結構歩いたので、さすがに疲れた。駅のベンチで甘いおやつを食べながら、脚のマッサージやストレッチをして、誰もいないのでベンチに脚を伸ばして40分ほど過ごした。たっぷり歩いたので良い休憩時間になった。
途中でちらほら待合のベンチ周辺でみかけたぐらいで、ホントにほとんど人のいない信楽駅。平日だったせいもあるのかな。
信楽のたぬきさんたち、ありがとう。
信楽の旅は終わり〜。結局、トルコブルーのおめあてのお皿は見つけられなかったけど、リュックにしっかりとお皿が大4枚と小2枚。笑
そう、最初に見たブルーの雫型のお皿大小は我が家の仲間入り。結局最後に、神宮神宮に戻ってきたけどまた同じ道を上り、最初の窯元さんちに戻って購入した。
途中道も間違えたし、余計に歩いて後半はヘロヘロだったけど、楽しかったな〜〜♪
電車が入ってきた。
そうだ、お茶で有名な朝宮は以前車で信楽に来たときに寄ったけど、また行ってみたいな。
最後までお付き合いくださった方がいらしたら、ありがとうございました!