心の居場所
高梨沙羅選手のスーツ規定違反
神様はなかなか厳しいなと思ってしまいます
個人戦の結果を受けて
気持ちを切り替えて臨んだ団体戦
何度気持ちを立て直しても
また試練を与えられる
神様っているのかな・・・
そんな気持ちになってしまいますね
今すぐは受け入れられないかもしれない
でも、時間が経った時に
ここに繋がったんだな・・と思える日が来るように
心が折れずにいてくれることを祈らずにはいられません
でも・・思うことは
「沙羅ちゃんは悪くないよ!」
「よく頑張ったね!」
という空気感がメディアを通してだけど感じられます
それはきっと・・
気持ちが回復していく力になるのではないかと思います
私個人的な気持ちなので
高梨選手がどう感じるかはわかりませんが
数年前、結果が思うように出なくなり始めた頃
メイクをして綺麗になったり
高価な車に乗ったりしていることに対して
そんなことにうつつを抜かしているから結果が出ないんだ
伊藤有希選手みたいにジャンプにだけ向き合え
みたいな世論になったことがあったと思うのですが
(実際、伊藤選手がジャンプにだけ向き合っていたかどうかは別として・・)
その時は
応援するという空気感が薄れていたように感じましたし
そんな時に、他の人を引き合いに出されて比較されること
これって本当に辛いな・・と思うのです
その時だって、きっとジャンプにしっかり向き合っていたはずです
でも、理解されない
どう説明したら良いかもわからない
劇的な悲しみや落ち込みではないけれど
ずっと心に澱のようにやるせない感情がある状態が、いつ終わるともわからない
もしかしたら、その時の方が辛かったかもしれないな・・と思うのです
そしてもう一つ感じることは
例えば伊藤有希選手は、どんな気持ちで今大会を過ごされているかな?という事
メダルを取りたいという思いで挑むのは
どの選手だって同じですし
応援されたいという気持ちだってあって当たり前
でも、何となくメディアの注目は高梨選手に集まっていて
試合後のインタビューなども、取り上げられない
結果を残したり、インパクトがある物事に
人の注目は良くも悪くも集まりますが
私はいつも、そこにハマらなかった物事が気になります
その場にいたなら
私は伊藤選手のような立場の人にも声をかけてあげたいなと思うのです
ジャンプのことだけではなくて
劇的な出来事があった
そしてそこから立ち直って・・というエピソードがあると
人の心は動きやすいのだけれど
例えばHSPと言われる繊細さんたちは
自分の心が壊れやすいのを知っているから
心が壊れないように
自分の世界の広がりを慎重に選択しています
「そんなこと、ちょっと頑張れば出来ちゃうでしょ?」
という事も、どうしても出来なかったりするのです
そうやって自分の心を守りながら生きているのだけど
時折、追突事故のように心を揺さぶることがやってきたりします
出来るだけ心を大きく動かさないように
じっと我慢して時間が過ぎるのを待つ
忍耐強さはあるのだけれど
心の痛みとは戦っている
そして、生きにくさという心の痛みは
うっすらと、いつもずっと心の中にあるのです
人間は繋がりがあり、安心して存在できるという場所があることも
心の安定の為に大切です
私は
そんな場所を作りたいし
あなたはあなたらしさを大事にしていいんだということを感じてもらいたい
私自身が心が繊細だからこそ
心の痛みに物事の大小も、インパクトも関係ない
その人が辛いと思えば辛いという感覚がわかるつもりでもいます
アロマテラピーサロンiloは
あなたの為の小さな居場所として
いつもあります
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