振り子
心の振り子が
大きく揺れている。
過去にも
何度も何度も
自ら
揺さぶってきた。
自ら
選んだ事象のうちに
違う
事象の選択が迫られる
どちらなのか…
このまま
選んでいた事象なのか
それとも
現れた事象へ変えるのか
私独りで
完結する事象ならば
すんなり選べる。
それが
相手ある事象であるならば
大きく大きく
振り子を揺さぶり翻弄する。
相手が
とても大切な存在なら尚更
振り子は
今にも振り切れそうになる。
あーでもない
こーでもない
どちらの事象を選べば良いか
ワタシは
選びたい方を知っているのに
私は、
ワタシを見失わせるために
はち切れんばかりに
振り子を激しく振り始める
もう辞めて!!
もう嫌だ!!
あーでもない
こーでもない
まとまらない思考は
脳を
ヒートアップさせる
どちらを選んでも
私は
振り子を揺さぶるのだ。
私と相手との関係に
私とワタシとの関係に
振り子を振るために
ワタシの生命エネルギーを
大量に消費させる。
そう
気づいたならば…
私と相手との関係へも
私とワタシとの関係へも
丁寧に丁寧に
素直に
ただワタシを
表現してあげれば良い。
相手に
言い訳をしようとせずとも
ワタシを
うまく宥めようとせずとも
ワタシを
素直に伝えるだけで
大切な相手だから
ワタシの
私らしさを感じてくれる。
大切なワタシだから
私を
ワタシへ近づけてくれる。
振り子の揺さぶりは
大切な関係性を
気づかせるバイブレーション
そう
気づいたならば…
その揺れを
心地良く楽しむように
揺れ幅さえ
ワタシは私を通して
調整してゆけるはずなのだから。