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《最新環境適応型》【鉄獣戦線】(トライブリゲード)デッキ

アロマです。

今回は、2021年1月16日に発売した最新弾、LIGHTNING OVERDRIVE で登場したカード「鉄獣戦線 塊撃のベアブルム」で大幅強化された【鉄獣戦線】デッキについて詳しく解説出来ればと思います。

現環境では「PSYフレームギア・γ」の採用が流行しています。非常に強力な効果の代わりに、採用出来るデッキや使い方を限定されがちなカードでもあります。

今回紹介する【鉄獣戦線】デッキでは、この「PSYフレームギア・γ」を先攻・後攻ともに余す事無く使う事が出来る上にその他の手札誘発も多く採用する事が出来ます。


『先攻展開ばかりのゲーム展開に飽きてしまった。』
『先攻・後攻の選択権を奪われても問題無く戦えるデッキを探している。』
『【鉄獣戦線】が好きで組んでみたい!』
『【鉄獣戦線】デッキと対戦した時に困らないよう、このデッキの理解度を高めたい!』

これらのような事を思った方には是非、読んで頂きたいです!


1.メインデッキ構築

現在、使用している構築になります!

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2.このデッキの強み

このデッキ特有の強みは3つです。

・【鉄獣戦線】の共通効果による大型リンクモンスターの召喚

・「鉄獣戦線 塊撃のベアブルム」による圧倒的な強化

・「PSYフレームギア・γ」との相性の良さ

順に説明します。


・【鉄獣戦線】の共通効果による大型リンクモンスターの召喚

メインデッキに採用している【鉄獣戦線】のモンスターには、全て共通効果と固有効果があります。

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このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地から獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターを任意の数だけ除外して発動できる。
除外した数と同じ数のリンクマーカーを持つ獣族・獣戦士族・鳥獣族リンクモンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。
このターン、自分は獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターしかリンク素材にできない。

(2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「鉄獣戦線 ナーベル」以外の「トライブリゲード」モンスター1体を手札に加える。


この、太字の方が共通効果、細字の方が固有効果になります。

全員この共通効果がある為、墓地のカードさえ用意出来れば安定して大型リンクモンスターを簡単に召喚する事ができます。


・「鉄獣戦線 塊撃のベアブルム」による圧倒的な強化

そして、今回の新弾によって登場したカードが「鉄獣戦線 塊撃のベアブルム」です。

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【鉄獣戦線】の共通効果で墓地の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターを2枚除外するだけで召喚する事が出来るモンスターです。

このカードの強い所は、【トライブリゲード】魔法・罠カードにアクセス出来る。という事です。


今まで現実的な方法では【トライブリゲード】魔法・罠にアクセスする方法がありませんでした。この「鉄獣戦線 塊撃のベアブルム」はかなり容易に召喚出来る為、安定して【トライブリゲード】魔法・罠にアクセスする事が出来るようになりました。


そして、このサーチ先となる最強カードが「鉄獣の抗戦」です。

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後で詳しく解説しますが、このカードは発動するだけで4枚のアドバンテージを獲得する事が出来ます。

今までも強力だったカードなのですが、サーチする手段を持ち合わせておらず素引きしかなかったカードだったのが、「鉄獣戦線 塊撃のベアブルム」のおかげで1枚デッキに入れておくだけで毎回確実に発動出来るようになりました。これが強化されたポイントです。


また、「鉄獣戦線 塊撃のベアブルム」は構築としても良い方向に影響を与えています。今まではメインギミックのみで十分な妨害を用意する事が出来ず、「王神鳥シムルグ」と「烈風の結界像」に頼っていました。

しかし、メインギミックのみで十分な妨害を用意する事が出来るようになった為、これらのカードを採用しなくても良くなりました。今まで以上に安定感が増し、手札誘発や汎用カードを採用出来る枚数が多くなりました。


・「PSYフレームギア・γ」との相性の良さ

今回の構築では、「PSYフレームギア・γ」との相性がとても良いです。

採用している攻め手が、「レスキューキャット」と「鉄獣戦線 フラクトール」です。どちらとも自分のモンスターゾーンを空の状態にし、相手から手札誘発を発動される。または、「PSYフレームギア・γ」の存在から手札誘発を発動しづらい状況を生み出します。


それだけでは無く、基本展開パターンが自然な流れで「PSYフレームロード・Λ」を召喚する事が出来ます。相手が手札誘発を発動しなくても、結局「PSYフレームギア・γ」を妨害としてしっかり機能させる事が出来ます。



また、このデッキは1枚初動を複数保有しています。これが前記したように手札誘発を多く採用出来る要因となっています。

これらが、このデッキの強みです。


3.基本的な戦い方

先攻・後攻の選択権があれば、先攻を選択します。


先攻で「鉄獣の抗戦」+ @ の妨害を用意。相手ターンに「鉄獣の抗戦」を発動し、「鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ」を召喚。

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「鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ」の効果と、墓地に送られた【鉄獣戦線】の効果を発動し、妨害と後続確保を同時に行う。

返しのターンで墓地に溜まっているリソースを使用し、一気にワンターンキル。


という流れを狙います。


メインデッキに自由枠が多い為、環境に合わせた汎用カードを多く採用する事ができます。それらで自分の動きのサポート・相手の妨害を行いながら上記の流れで戦って行きます。


4.エクストラデッキとサイドデッキ

現在使用しているエクストラデッキとサイドデッキです!

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