《最強の展開キラー》運で負けない【十二獣】デッキ
お久しぶりです。アロマです。
今回は、展開デッキが蔓延る現在の環境で最も良いデッキだと考え、私自身が「OCS☆WinterCup2021」という今期最大の大会で使用した【十二獣】デッキについて解説出来ればと思います。
この「OCS☆WinterCup2021」という大会は招待選手のみが参加出来る大会で、過去半年間に「OCS」で優勝した選手のみが参加を認められ招待されるというものです。つまりは本戦大会という事なので、予選大会から数えればとんでもない規模の頂点を決める大会となります。
その大会に出場した際に使用したのが、今回の【十二獣】デッキです。このデッキを選んだ理由や、構築の採用理由、環境デッキに対するプレイング、手札別の動かし方などを細かく解説していきますので、
『【十二獣】デッキを組んだけど、なかなか勝てない。』
『【十二獣】デッキを相手にすると勝てない。』
『展開デッキばかりの現環境で勝ちきれない。』
『先攻・後攻の運だけで勝敗が決まるゲームがつまらない。』
これらを思った事のある方には、是非読んで頂きたいです!
また、【十二獣】について詳しく無い方でもこの記事を読むだけで大会で勝てるようになるまでしっかり解説しますが、【十二獣】についてある程度理解のある方にも有益な情報を発信出来るよう作成しています。
1.構築
「OCS☆WinterCup2021」で使用した構築です!
全く同じ構築を使用したしの(@Shino_NextPlay)さんは準優勝、優勝したkira(@kira_00812)さんも【十二獣】を使用と全体分布3人のみで全員結果を残しています。
2.このデッキの強み
このデッキの強みは大きく分けて3つです。
・相手の手札誘発に強く太い1枚初動
・デッキの必須スロットが少なく、環境に合わせた柔軟な構築が可能
・ほぼ事故が無く、どのデッキよりも最も安定しているデッキ
順に説明します。
・相手の手札誘発に強く太い1枚初動
【十二獣】は、相手に「灰流うらら」や「無限泡影」などの手札誘発を発動されたとしても全く問題ありません。「増殖するG」を発動されたとしても、チェーンを組まない特殊召喚ですので1枚も引かせずに止まる。もしくは、1枚のみ引かせて1妨害を作る。この選択肢が自分にあります。
例えば、「召喚師アレイスター」や「閃刀姫-レイ」など、他の1枚初動デッキと比較しても最も相手の手札誘発に強く、1枚持っているだけで最低限の役割を果たしてくれる太い初動だという事が分かります。
・デッキの必須スロットが少なく、環境に合わせた柔軟な構築が可能
メインデッキに必要な他のカードという物が存在せず、デッキに【十二獣】モンスターを1枚入れるだけでも機能します。これは他のデッキには無い、このデッキ唯一の利点です。
この事から、メインデッキやサイドデッキでの自由枠が多く、その環境に合わせた汎用カードをかなり多く採用する事が出来ます。今回の構築では、メインデッキとサイドデッキ合わせて21枚の手札誘発を採用しています。ここまで多くの手札誘発を採用しつつ、自分のメインギミックを全く問題無く回せるのはどの環境であっても戦える強みです。
・ほぼ事故が無く、どのデッキよりも最も安定しているデッキ
※ここで定義する“事故”とは、相手の手札誘発によって妨害され、動けなくなる事も事故とします。
カードゲームにおいて、事故という物はどのデッキでも必ず存在します。それが複数枚初動のデッキであれば、かなりの確率で発生します。
先程例に挙げた「召喚師アレイスター」や「閃刀姫-レイ」のような1枚初動デッキについても同様です。これらも1枚初動とはいえ、相手の手札誘発によって止められてしまう可能性が大いにありますし、【十二獣】と違い採用出来る数にも限りがあります。
遊戯王の全てのデッキの中で、事故が最も起きずらいテーマだという事が最大の強みでもあります。
これらが、このデッキの強みです。
3.基本的な戦い方
このデッキが先攻で目指す盤面は、「十二獣ドランシア」の召喚です。
このカードに加え、汎用カードによる妨害を追加し戦っていきます。
もし、手札にメインギミックが多く集まっている場合や、相手のデッキによっては「FNo.0 未来龍皇ホープ」の召喚も狙えます。
この2つが、先攻で相手を妨害する手段となります。
そして、先攻1ターン目以外では「天霆號アーゼウス」の召喚が可能です。
これを合わせた3つの妨害を状況に合わせて用意する事で相手の展開を止め、ゲームに勝つ。というのがこのデッキの戦い方です。
4.このデッキを選んだ理由
現在の環境はかなりの高速化が進んでいます。
【竜輝巧】【電脳堺】【幻影騎士団】【アダマシア】【セフィラ】【SPYRAL】【鉄獣戦線】【恐竜】【プランキッズ】………
先攻・後攻の選択権だけでそのゲームの優劣が決まってしまうと、運の要素が大きくなってしまい勝率を高める事が出来ません。
そんなこの環境では、以下の事がデッキ選びで重要だと判断しました。
①先攻・後攻の選択権がゲームの勝敗に直結しない事
②多くの手札誘発を採用出来る事
③多くの手札誘発を採用したとしても、自身のメインギミックが損なわれない事
④相手も多くの手札誘発を採用している可能性が高い為、相手の手札誘発で自身のデッキが機能しなくならない事
これらの事から、まずは自分が展開系のデッキを使用する選択肢を除外しました。
次に、複数枚初動である【サンダードラゴン】のようなデッキも選択肢から外します。
最後に、1枚初動のデッキの中でも、④の条件を満たしているデッキを探します。
これらの条件を全て満たしているデッキは【十二獣】しかありませんでした。
さらに環境を詳しく調べていると、展開系デッキの流行から【エルドリッチ】の使用者が激減しています。また、【ドラグマ】ギミックを採用した構築がほぼ存在しない事からも環境デッキへの相性の良さが抜群だと思い、このデッキを使用する事を決めました。
実際、大会分布の結果を見ても正しかったので、この判断はとても良かったと思います。
5.各カードの採用理由
ここまで読んで頂いた方には、一つの疑問が生まれたのでは無いでしょうか。
それは、『ここまで展開系が多い環境だと言っておきながら、何故メインデッキには手札誘発を最大限採用していないのだろうか。』という事です。
この章の解説では、各カードの採用理由を1枚づつ詳しく行いますので、構築に対する疑問は全て解決出来ると思います。
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