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《環境トップメタ》相性抜群の【ビーステッドサンダードラゴン】デッキ

アロマです。

今回は、最新弾である『DARKWING BLAST』にて登場した、新規テーマ【ビーステッド】デッキについて解説出来ればと思います。

【ビーステッド】は光・闇属性、ドラゴン族のモンスターで統一されたテーマで、お互いの墓地の光・闇属性モンスターを除外する事で特殊召喚する事が出来ます。条件次第ではフリーチェーンで特殊召喚する事も可能で、現在の環境デッキ【ティアラメンツ】に対してギミック自体が有利な効果を持っています!

今回は、【ビーステッド】の解説と、相性の良い【サンダードラゴン】ギミックを採用した【ビーステッドサンダードラゴン】デッキの解説記事となります。

『【ビーステッド】に興味がある!』
『【ビーステッド】を組んでみたけど、なかなか勝てない。』
『【ビーステッド】相手への戦い方が知りたい!』

これらのような事を思った方は是非、読んで頂きたいです!!


1.構築

2022年7月16日に行われた第17回RAM杯にて使用した構築です!

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2.このデッキの強み

【ビーステッドサンダードラゴン】デッキの強みは、4つあります。

◇【ビーステッド】ギミックと【サンダードラゴン】ギミックを混ぜる事で、相手依存にならず、安定感がかなり向上する点。

◇高打点のモンスターを簡単に、複数体並べられる点。

◇相手のターン中でも、展開やその準備を行える点。

◇環境での立場が良い点。

順に説明します。


◇【ビーステッド】ギミックと【サンダードラゴン】ギミックを混ぜる事で、相手依存にならず、安定感がかなり向上する点。

【ビーステッド】は、お互いの墓地に光・闇属性のモンスターが存在している場合、動き始める事が出来ます。


相手の墓地に光・闇属性のモンスターが存在していれば簡単ですが、相手のデッキ次第では一切墓地に光・闇属性のモンスターを用意してくれない場合もあります。

【サンダードラゴン】ギミックでは、アドバンテージの損失を行わず、自然と墓地に光・闇属性のモンスターを用意する事が出来ますので、【ビーステッド】ギミックの安定性を向上させてくれます。

また、【サンダードラゴン】としても同じ事が言え、自然と墓地の【サンダードラゴン】カードを除外してくれる【ビーステッド】ギミックは、【サンダードラゴン】ギミックの安定性を向上させると共に、デッキとしての爆発力も向上させてくれます。


◇高打点のモンスターを簡単に、複数体並べられる点。

これは、【ビーステッド】【サンダードラゴン】の特徴の共通点となっています。

少ない特殊召喚回数で、かつ、特別な予備動作をほとんど必要とせず、即座に高打点のモンスターを召喚する事が出来ます。

このメリットを活かしたゲームプランを作成出来たり、後攻時の強さやET・EDの強さを持っているデッキとなっています。


◇相手のターン中でも、展開やその準備を行える点。

《深淵の獣マグナムート》と《雷電龍-サンダー・ドラゴン》が主な理由です。

これらのカードは、相手のターン中であっても発動する事ができ、デッキとしての安定性や手数を整え爆発力を向上させてくれている要因でもあります。

ターンをまたいでの効果の使用というものは、ターン縛りの制約から解放され、そのカードの限界値を超えて使用出来る効果な為、非常に強力です。


◇環境での立場が良い点。

【ビーステッド】ギミックは、現在の環境トップデッキである【ティアラメンツ】に対してとても強く、ギミック自体の相性がとても良いです。さらには、環境デッキとして長く存在している【エルドリッチ】とも相性が良いです。

また、環境トップレベルのデッキである【スプライト】は、《超雷龍-サンダー・ドラゴン》が強く刺さるデッキです。【スプライト】デッキとは、レベル2を特殊召喚して展開を行いますが、その際、特殊召喚成功時にカードをサーチしつつ展開を行います。このサーチが出来なければ、手札2枚を消費してランク2やリンク2のモンスターを召喚し、展開を試みるしかなくなり、妨害の当て所がより顕著となります。結果として、《超雷龍-サンダー・ドラゴン》が存在する限り2妨害は超えられないようなデッキに弱める事が可能です。

これら3デッキに対して有利となっている事が、現在の環境での優位性を示しています。


以上がこのデッキの強みです。


3.各カードの採用理由

各カードの採用理由を解説していきます。

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メインデッキ40枚


《深淵の獣ルベリオン》3枚

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デッキの【ビーステッド】モンスターをサーチする事が出来る初動です。

基本的にはこのカードで《深淵の獣マグナムート》をサーチし、その後にフィールドの《深淵の獣マグナムート》をリリースして墓地から特殊召喚する事を狙います。

②の効果でデッキから《烙印の獣》を置くことで妨害を作る事も出来る為、このデッキの主軸となるカードです。

初手で引きたいカードですので、最大枚数採用しています。


《深淵の獣マグナムート》3枚

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《深淵の獣ルベリオン》でサーチしたい筆頭候補です。

相手の墓地に光・闇属性のモンスターが存在している場合、単体で初動となる事もでき、レベル6の【ビーステッド】の中で召喚するメリットを強く持つカードです。

環境に【ティアラメンツ】が存在している事と、【サンダードラゴン】ギミックとの相性の良さから、最大枚数採用しています。


《深淵の獣サロニール》1枚

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