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時間がないを超えていく

するべきことがするべき時に最も適切な方法でできるようになると、今する必要のないことをしない選択ができるようになります。

私たちが時間がないと感じる原因の多くが、今する必要のないことをしなければならないと感じることからきています。

あれもしなければならない、これもしなければならない、時間がない、どうしたらいいのか。

自我にその答えを求めても、答えは与えられないのです。なぜなら、自我の視点ではどうすればいいか何も分からないからです。

全体が見渡せる真の自己の視点からのみ、それは適切に答えられることになるのですが、自我の視点を持った私たちがそれを受け取る受け取り方は、ひらめきや直感やインスピレーションとなることが普通です。

ある意味それは私たちの理解を超えているので、そういう形で受け取ることになるのです。

真の自己の視点からは、今する必要のないことに対して、なぜそれが必要でないのかがわかるのですが、それは私たちの直線的な時間軸における視点では理解できないのです。

だから、安らぎと平安の伴った情熱を感じられるインスピレーションに自分をゆだねることが必要になります。

それが本当に上手くいくがどうかはやってみた時に初めて分かります。あらかじめ理性の範囲で理解することはできません。

それが自分が考え得るどんな方法よりも上手くいくという小さな体験の積み重ねで、今必要でないことをしないことができるようになってきます。

そうなれば、時間がないと感じることはできなくなってきます。

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