一つのことをあなたに願います。あなたの愛を疑わないように。
あらゆることを楽しむことができるでしょうか。いつも、何をしていても、心の深くに静かなワクワク感があり、世界が絶えず新しい体験をもたらしてくれるように思えることは可能でしょうか。
思い通りになるわけではなく、手に入れたいものを手に入れているわけでもなく、思いもしない問題が突然に生じることもあり、予期せぬ出来事に翻弄されているようでもあり、それらすべてはありのままでありながら、心が満たされていることは可能でしょうか。
急流を下る一枚の木の葉のように、流れに身をゆだね、その時の景色をありのまま楽しむ、そんな生き方が可能でしょうか。
不安や心配はそれに執着することなく、否定することもなく、そのままにあらしめておくことを許せるようになると、その質がまったく変わってきます。もはやそれらに煩わされることはなくなります。
自己に対する無価値感や情けなさを否定することなく、そのままあらしめておくことを許すのです。ただ一つのことだけを支えとして、すべての感情を表れては消えていくままにさせておきます。
「神は無条件に私を愛している」ただ、この一つだけを支えに、すべての現われを許します。この一つを支えに、流れに身をゆだねてしまいます。
「あなたの愛を疑わないように。神に無条件に愛されていることを疑わないように」これがただ一つの願いとなる時に、それが叶えられないことはありません。
そうなれば、親の愛を一心に受けている幼い子どものように、私たちも無条件の神の愛の中ですべてを楽しむのです。
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