お寺参りとミュージカル観劇〜その1〜四天王寺編
令和7年1月8日(水)
今日、大阪に行くことは、去年の7月に決まっていた。
大阪四季劇場で開演中のミュージカル「ウィキッド」のチケットが半年後しかとれなかったから。日にちを選ばなければもっと早くにとれたんだけど、仕事柄、曜日で動く人間なので、融通のきく曜日で、ということになると、ぐっと条件が厳しくなる。
当初はミュージカル観るだけでとっとと帰るつもりだったが、やっぱり人間、欲が出る。
せっかくなので、梅田から地下鉄一本で行ける四天王寺にお参りに行くことにした。
四天王寺の最寄り駅は地下鉄谷町線の「四天王寺前 夕陽ヶ丘駅」
たしかに近かったけど、この四天王寺ってば敷地がやたら広い。甲子園球場3個分の広さらしい。なので門も5つある。南大門、東大門、西大門、中之門に乾門。
谷町線の駅から一番近いのは乾門。工事車両が何台か停まっていて、通れるかどうかわからなかったので、少し先の中之門から入った。
ここから入ると右手に地蔵尊、少し行くと改修中の元三大師堂(がんさんだいしどう)が見える。
(ちょうど宝物殿で六時堂と元三大師堂にゆかりの展示がしてあり、帰る前に見学した。)
中の仏さまたちは横のプレハブの仮設堂にいらっしゃった。
大師堂の横は墓地になっていて、お墓がたくさん。その中をぬって
知恵の輪くぐりをする。
四天王寺は天台宗のお寺だったのだが、太平洋戦争後独立し、「和宗」となり、宗派を問わず受け入れるお寺になったそう。
この中之門から入った通り、三面大黒堂、英霊堂、五智光院となかなか興味深い建物が続く。
ここをゆっくり見ているだけでお寺の敷地に入ってから1時間が経過。
あの有名なザ・奈良時代、四天王寺伽藍はどこ?
まだ時間あるし、急いだことはないか。
と、現れた壁の横をしばらくぶらぶら歩いていたら、それっぽい建物が壁の向こうに現れた。
あ、これだ。四天王寺の中心伽藍。
どうやら南大門から入ると目の前にこの仁王門が見えるらしい。
入場料500円で中心伽藍に入って間近で建物を見る。
火災やら天災やら戦争やらでしょっちゅう燃えては再建してを1400年の歴史の中
繰り返してきただけあって、すごく古いという感じはしなかったけど、創建時とほとんど変わらない姿を維持してるのはすごいことだと思う。
それぞれの門から入るとそれぞれ違った顔が出てくる不思議なお寺だと思う。
大きなお寺ってそうなのかな?
聖徳太子ゆかりだというのに、このあたりでタイムオーバーになり、太子殿、太子奥殿まで見れなかった。
なんだか聖徳太子に興味出てきたので、これ読み返してみようと思います。