休日のカフェで、やっぱりDINKsでいようと思った話
DINKsという生き方
リアルタイムの話と言いつつ、前提条件を少しは書いておかないといけない。
私は今年30歳になる、結婚数年目のフルタイム会社員。
これくらいの歳になると、「入籍・結婚式ブーム」は知らない間に「妊娠・出産ブーム」に移り変わっており(もちろん独身の友人も多いが)、インスタグラムのタイムラインは、出産報告や子育ての記録で溢れかえっている。
それがどんなに幸せそうで楽しそうなものであっても、現在私は子どもを持つことは考えていない。”共働き夫婦2人暮らし”のDINKs(Double Income No Kids)というのが、私の理想。
DINKsを選ぶに至った考え方や、どのようなところが自分に合っていて良いと思っているのかは、マガジンにまとめられる程度には綴っているので、是非そちらも読んでほしいです↓
私が今まで書いた記事の中で、最も♡をいただいたのはこちら↓
基本的にどの記事にも書いているが、私は全ての人にDINKsを勧めたいとは全く思っていないし、自分のような考えの女性は圧倒的に少数派だということも分かっている。
ただ、このライフスタイルや考え方を人に隠すつもりはないし、自分にとっては最善の選択だとも思っている。
そして、例えば望んではいないけれど夫婦2人暮らしの人生を歩んでいる人や、「子どもを持つ幸せ」に囚われて苦しんでいる人の参考にもなれば良いなと思っている。
と、前置きはここまでにして、今の私の状況と考えたことをつらつら綴りたいと思う。
休日に小さい子どもの世話をする大変さ
私のささやかな休日午前中の楽しみは、家事を一通り終わらせて、近くのカフェでモーニングを食べながら手帳やnoteを書くこと。3連休最終日の今日は仕事を整理したいということもあり、近所のカフェへ。
休日はいつも混んでいるので、多少の混雑や待ち時間は気にしないし、私のようにPCを持参して作業する人もいれば家族で朝ごはんを食べに来ている人たちもいる。普段の休日より家族連れが多かったものの、そんなに驚く話ではない。
私が驚いたのは、子どもたちの騒ぎっぷりだ。
最初に断っておくと、このことを批判したくて書いているわけではない。
子どもが泣くのも騒ぐのも、イヤイヤ期というものがあることも分かっている。
私が感じたのは、
「こんなにうるさい子どもを連れてカフェに来るなんて自分には絶対に無理」
ということだ。
(うるさいと言うとかなり冷たい印象に聞こえると思うけど、この場で私が感じた素直な感想は「うるさい」だ。AirPodsのノイキャンを突破するようなうるささ。)
時間もお金も体力も自分のために使いたい、そして今の生活ではそれが達成できている私としては、わざわざお金を払って、騒いだり歩き回ったりする、ひとりでは食事もできない子どもとカフェに行くなんて考えられないのだ。
自宅であればお金はかからないし人目も気にならないかもしれないが、ただ食事をするのにこんなに時間と手間を要するのかと思うと勝手に気が狂いそうな思いだ。
自分には到底できないし、心底やりたくない
パンやゆで卵を食べるのにも大人の補佐が必要、
油断すると食べ物も飲み物もこぼす、
スイッチが入ると泣き出す、泣き止まない、
椅子に座って大人しくしていることができない。
余りにも騒がしくしたら、周囲に謝るなりその場を離れるなりする人もいる。
今見渡す限りでパッと思うのはこんな感じだが、きっとこれは一部だろう。
これが一生続くわけではないのも、子育ての楽しさや幸せに比べたらきっとこんなことは瑣末であろうことも想像はついているが、それでも自分には絶対にできないし、絶対にやりたくないと思ってしまう。
平日目一杯(じゃなくても良いけど自分の好きなようにw)働いて、
休日は自分のペースでやりたいことをやる。
私にとって大切なカフェでのんびり好きなことをする時間は、夫にすら一緒に来てもらう必要はない自分の大切な時間(笑)(たまに一緒に行くけど)
どっちが良い悪いの問題ではなく、
周りに流されず自分の価値観に合う選択をすることが大切だと改めて思った。
終わりに
そもそも私は子どもが好きではない
ここまで読んでくださった方や他の記事を読んでくださった方は気づいていると思うが、私はそもそも子どもが好きではない。
子どもに対して「可愛い〜〜〜♡」と思うことはないし、出産した友人とその子どもにわざわざ会いに行くということもほぼしていない。
元々そんな私なので、DINKsを選んでいるのは必然のことだと思われるだろう。
私とは違う気持ちで夫婦2人暮らしをしている人に完全に寄り添うことはできないと思っている。
けれど、私は自分のお金も時間も体力もこんなに自由に使えるライフスタイルは最高だと心から思うし、万一夫婦関係に何かあった時にも自分の気持ちだけで判断を下せるのだという精神的な余裕も感じている。
どちらが良い悪いという論争がしたいのではなく、子どもを持つことに心が囚われすぎている人がもしいたら、子どもを持たない人生の良いところを伝えられたら良いなと思います。