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感震ブレーカーとは何か、知っていますか?

皆様こんにちは。株式会社アーネストワンと申します。
弊社は建売住宅や注文住宅、分譲マンションを主に取り扱う総合不動産住宅メーカーです。

皆様は「感震ブレーカー」についてご存じでしょうか?

弊社では地震による電気復旧後の火災を防ぎ「お客様の安全を守りたい」という想いから感震ブレーカーを採用しています。

また、今年1月に発生した能登半島地震をうけて、鳥取県では感震ブレーカーの普及を進めたいというニュースが報じられています。

では、その「感震ブレーカー」とはどんなものなのか、弊社が採用する「感震ブレーカー」についてご紹介いたします。


感震ブレーカーとは

地震による停電から電気が復旧した際、プラグを差し込んだまま倒れたストーブが点火して火事になるなどの事故が多くみられます。
このような火災を「通電火災」といいます。

そのような二次災害を防ぐのが「感震ブレーカー」です。

画像の赤枠が感震ブレーカーです


感震ブレーカーの動作フロー

それでは実際に地震が発生した際にはどのような動作をするのか、下記の図で見てみましょう。

【ケース1】地震感知後、3分以内に停電した場合

【ケース2】地震感知後、3分以内に停電しなかった場合

※商品説明の情報は、以下関連リンク:PanasonicVAソリューションカタログの内容を引用しています。

震度5強以上の地震を感知した場合、分電盤の中の「主幹漏電ブレーカー」と呼ばれる部分を感震ブレーカーが強制的に遮断して電源をストップし、
電気復旧後の通電火災を防ぎます。

地震発生による影響

それでは、実際に地震による通電火災はどれくらい起きているのか、下記右側の円グラフをご覧ください。
左側の地図では、今後30年間に震度6以上の揺れが発生する確率を表しています。

※1)出典:「全国地震動予測地図2020年版の概要」(地震調査研究推進本部)(https://www.jishin.go.jp/evaluation/seismic_hazard_map/shm_report/shm_report_2020/)
※2)出典: 「 大規模地震時の電気火災の発生抑制に関する検討会」(内閣府)(https://www.bousai.go.jp/jishin/syuto/denkikasaitaisaku/)を加工して作成

弊社が感震ブレーカーを採用する理由

弊社は耐震性能と制震性能を備えた地震に強い住宅(弊社では「QUIE(クワイエ)」と呼ぶ)を作るにあたって「感震ブレーカー」の設置は欠かせない施工の一つだと考えています。

当初は簡易型のものを採用していましたが、東日本大震災を機に電気復旧後の火災を防ぎ、お客様の安全を守りたいという想いから感震ブレーカーを採用しました。

将来EVコンセントなどにも使えるように施工方法を工夫して設置しています。

感震ブレーカー採用に関する弊社インタビュー記事をPanasonic様にて掲載いただいております。
詳しくはこちらをご覧ください。


※本記事に掲載されている内容は、2024年7月時点での仕様となります。
常により良い製品をご提供できるよう、仕様の改良及び変更する場合がございます。予めご了承下さい。

関連リンク

・PanasonicVAソリューションカタログ
 https://www2.panasonic.biz/scvb/a2A/top.G01

・アーネストワン公式ウェブサイト
 https://www.arnest1.co.jp/

・アーネストワン公式Instagram
 https://www.instagram.com/arnestone_official/