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愛知県碧南市、老舗の串団子

先週土曜日に歩いた碧南市のことです。その日は中部国際空港に新規に入国してくる日系フィリピンさんを迎えにいく予定がありました。
われらが蒲郡市から中部国際空港への途中にあるのが、この碧南市です。以前からよく歩きに行っていた街です。好きになった理由は、秋に碧南市を挙げての町中が祭りになるときがあるのですが、そのときに歩いてとても楽しい気持ちになったからです。今回も時間の許す限り歩いてきました。
目的は勝負の神様、毘沙門天にお参りすることです。なかなか、仕事の流れがうまくいってないのでいっちょ神頼みをしてみることしてみました。

妙福寺というお寺の名前だったのですね。

さて、祈願をして、毘沙門天さんから去ろうとするとお隣にお酒屋さんがありました。ここでお酒を造っている感じがします。気にしてなかったですね。ただの街中の酒屋さんだと思っていたのです。

じろへいさんなんですね


「こんにちわ、こちらでお酒作っているのでか?」
「そうだよ、そちらの冷蔵庫にしぼりたて生があるよ」
おお、ほんとですね。では、自分へのお土産に買っていきましょう。あれ?3000円しか財布に入っていません。お金を補充するのを忘れていました。ここで720㎖1880円を買うと1000円しか残らなくなってしまいます。でも、300㎖880円では、損してしまいます。
うーん、悩みますね。しかし、まだお散歩の先も長いので、損だと分かっていても300㎖880円を購入しました。

あとで楽しみますよ


こちらのお酒、20度くらいあるようです。すっきりと地酒のよさ、甘さが感じられるお酒でした。うまい酒です。
このまま、碧南中央駅へ歩こうと思います。しばらく歩いていくと、老舗の感じがする串団子屋さん発見です。店舗の前には女の子、小町みたいです。「おいでおいで」とはにかんだ笑顔です。

小町ちゃん写り込んでますね


こうなったら入るしかないでしょう。
「いらっしゃい、なんにいたしますか?」
おお、はやい、常連さんたちはもう買うものが決まっているのですかね。
「少し考えさせてください」
タレ90円きなこ・あんこ100円、とてもお値打ちです。注文してからタレ団子は炙ってくれます。

つまみ食いした、おみやげです


タレ4本、きなこ4本に決定!760円の良い買い物をしました。
さっそく、実食、うーん、うまい!タレ団子はスーパーなどのフードコートのような甘いタレではなく、ちょっと甘めの醤油味の強い、岐阜県高山市などで売っているようなお味でした(偏見です。たぶんこういうものではないでしょう)
碧南市は醤油、白醤油、みりんなど醸造の産業があり、鋳物などの工業製品も会社もたくさんあります。町を歩いていると、とても豊かな歴史、時代の流れを感じます。
しかし、残念なのは日本の少子化、外国人労働者を見かけると、どんどん年老いていく国の縮図が見えてきます。自分は団塊ジュニア世代ですが、おっちゃんになっちゃったなとあらためて感じさせられました。

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