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ご飯大盛、蒲郡市「港湾食堂」

ひるめしの問題、というとなんか哲学的に感じられるかもしれません。でも割と大きな問題です。どこでひるめしを食べるかということは。人生にはいろいろな選択があり、選択の繰り返しなのです。自分の人生は、選択の積み重ね、そう、ひるめしの選択で構成されているのだと思います。
本日は12時にちゃんと食事がとれそうだったので、「俺たちの港湾食堂」へ行きました。この食堂、食事がうまくて、おかずの量が多く、さらにご飯、味噌汁が食べ放題なのです。もう大満足の飲食店です。だが、開店時間が厳しいのです。始まる時間が早く11時30分ころからやっているのですが、12時40分のは終わってしまいます。ですので昼休憩を12時のピンポイントにとらないと、ここで食事をするのがむつかしいのです。移動時間をも考慮して港湾食堂に向かわないと、入店したとたんに「ごめん!」といわれて休憩の時間を浪費してしまいます。その「ごめん」となった日は悲しみながら、ときどきは「あの客先でつかまったのが・・・」「あの従業員さんの話につかまったのが・・・」なければ間に合ったのに、などとグチりながら、すき家もしくは松屋へ営業車を走らせるのです。もう気持ちでは食堂でどんぶりめしとたっぷりのおかずで腹いっぱいになるつもりでいたので、すき家牛丼がわびしく感じます。もちろん、すき牛はとてもおいしいのですが。
さて、本日食べたものを記録に残しておきます。入店してメニューボードを見ます。陳列されているおかずに加えて、注文してから調理にかかるおかずが書かれています。プライマリーピクチャーにあるように、なかなかそそられるメニューです。ボードを眺めて、たっぷり3分ほど、まとい鯛の煮つけか、豚バラトンカツでなやんでいると、カウンターからの声が「あんた、今度はカキフライといっとったね」と飛んできます。あれ、そんなこと言ったっけな?「カキフライはなし」と考えていたのです。カキフライ定食は1000円です。ちょっと高い、大台にのったものをひるめしに食べるのはすこし悩みますよ。しかし、ここまで言われたら引けません「おし、カキフライで!」と決断しました。
待つこと5分、「カキフライ定食でるよ!」まってました。

これでもごはんは普通盛り
ほら、デカいでしょカキフライ

お皿にはおおきなカキフライが5個と普通の大きさのカキフライ1個がのっていました。
おお!これはほんとにでかい。9センチくらいはありそうな、ぷりぷりのカキフライです。こんなでかいカキフライはじめてみましたね、ほんとに。
ソースにたっぷりつけて食べるのが好きです。その上にマヨネーズやタルタルソースをのせてかぶりつく、これが自分の中では正統派のカキフライ食いだと考えています。

ソースにドブつけ、タルタルのせ

めしを口に放り込む、ソースの酸味、手作りタルタルの玉ねぎのさっぱり甘さ、カキの苦さうまさが混然一体となって飲み込むのがもったいない。いやいや、幸せな時間です。これは、1000円高くない、いやむしろ安いのかも。
食べ勧めていくと、やっぱりです、カキフライとごはんの対決、途中からごはんが劣勢になってきます。ひとかぶりのカキフライにタップリめしをあわせていくと、ごはんが不足していきます。ごはん勢が全滅、はい!ごはんの負け。おかわりにいきます。ホワイトボードの左端にも「ごはん、みそしるお替わり事由」とかいてあるので遠慮はいりません。
またやってしまいました。食べ過ぎ。お腹が膨れすぎて120%です。じつは自分の負けなんですね。あれだけ誓った腹八分。



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