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勝負だ。キムチ古漬け

「来週から涼しくなる」会う人会う人、そのようにはなす。家に帰れば妻からも「来週から涼しくなるからあと2日の辛抱」とはなしがあります。
いったい、どの人がいいはじめたのでしょうね。しかし、9月のお彼岸というのにまだ気温が35度を超えています。昼間にひなたで電話をしていましたが、夏そのものの日差しが感じられました。まだまだ、水筒にもちあるく氷がガチャガチャいうちべたい水がおいしいですね。
暑さ寒さも彼岸までといわれますが、そのことばをつかまえて涼しくなると話があるのでしょうかね。

さて、自宅の冷蔵庫のはなしです。ちょっと遅い時間に帰宅することになりました。もちろん家族は寝ております。20歳の娘はリビングでなにやらケータイをさわりながらゴロゴロしています。「おかえり」と声をかけてくれます。もちろん寝ころびながらです。ん?とは思うものの無言の出迎えよりはましか。そう思い「ただいま」
遅い時間ですので通常、妻が準備していてくれるおかずを食べると翌朝胃の調子がわるいです。もちろん理由は食べてからすぐ寝てしまうからですね。食べてすぐ寝ると牛になると昔、母に言われたものですが、運よくいまのところ自分はヒトの姿を保っております。
その胃の調子が悪くなるのは避けたいので、別の食べ物を探します。ありましたよ。キムチが。しかし、賞味期限を見ると8月9日、今日は9月19日、ちょっと厳しいかな?しかし、以前に焼き肉屋さんで食べたキムチの古漬けというものが過分にうまかった。唐辛子が辛く甘みがあり、白菜は酸味をもちとにかくご飯を巻いて食べると、うまいのなんのでした。焼肉よりもこちらの思い出が強くあります。
それが忘れられないのです。よし!自宅で古漬けだ!と気合を入れてたべることにしました。小夜子のキムチです。ちょっと不安です。しかし、この罪悪感のような勝負感が、キムチをうまくはず。
一箸まずは、ごはんにのせます。小夜子のキムチは細かく切られているのでごはんをくるりと巻くことはできません。しかし、キムチのかたまりとご飯を箸でとり口に運びます。モグモグ、おお!これは、あのときの古漬けの味に似ている!これだ!これはイケる。よし、やるか!半分ほど残っていたキムチをご飯の上に乗せ、残ったキムチの漬け汁も残さずかける。そして、台所から持ってきたスプーンで山盛り口にいれます。うま。以下リピート。
赤く染まった茶碗をみて満足です。
さあ、残りのビールを飲み干して寝よう。
あとは、腹の調子が悪くならなければいいのです。それこそ、本当の勝利です。さあ、のるかそるか。

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