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(4)片側顔面痙攣_鍼治療と、再受診の決心

症状が進むにつれ、もしかしたらボトックス、最悪手術を受けることになりそうだと徐々に不安が押し寄せてきました。

「片側顔面痙攣だから、原因は頭の中。表面(顔)からを何かしたところでダメだろう」と心の奥底では分かっていました。が、最後の足掻きとして施術内容に「顔の痙攣」とも案内されていて評判の良い鍼灸院に行ってみることにしました。

少しでも改善、それが難しくても何か良い効果があれば…と思ったのです。

鍼灸院で症状を説明し、しばらく定期的に通うことにしました。

しかし何回通っても改善は見られず…
ベッドに仰向けの状態で顔に鍼を打ってもらうのですが、顔の右側に差した鍼だけ、痙攣でぶるぶる揺れているのが見えました。

施術中、鍼を見ると…

私の価値観では鍼治療はとても高額だったし、全く改善が見られなかったので、5、6回程度でやめてしまいました。

最後の鍼治療の日、全然改善しない事実と、これまでの痙攣に感じてきたストレスが一気に襲ってきて、施術中に涙が止まりませんでした。

鍼灸院の先生が、「痛くしちゃったかな?ごめんね」と言って涙をずっと拭いてくれました。
申し訳なかったです。

また別の鍼灸院に行ってみる元気もなかったので、片側顔面痙攣を診断してくれたクリニックにもう一度行こう、とやっと決心したのでした。

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