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アリマツアー|タンスに眠らせているシャツを染めで復活させてみない?しぼREツアーのご紹介

こんにちは、アリマツアー事務局の浅野です。

冒頭から残念なお知らせで恐縮ですが、明日から2021年5月中は愛知県も緊急事態宣言の対象となります。

アリマツアーではマスク着用と消毒を徹底し、隙間風すら清々しい工場を舞台に、安全対策をして体験プログラムをおこなってきました。

しかし、緊急事態宣言によって5月のすべてのツアーを中止といたしました。

非常に残念ですが愛知県も新規感染者数が増えており、やむを得ませんね…。


今回の記事では環境月間の6月に実施する予定のプログラム「お気に入りの一枚を復活👕しぼREツアー」をご紹介します!

みなさん、愛用していたシャツやブラウスなど、ちょっと汚れてしまったけど捨てるにはもったいないとタンスの肥やしにしていませんか?

そんな人に朗報です!

有松で汚れが目立たないように染めて復活させませんか?


わたしは毎年複数枚購入するほどヘビーウェイトTシャツを愛用しています。

季節の変わり目に汚れたものを雑巾がわりにしてから捨てていたのですが、繊維産地である有松に関わるようになってから、一生懸命つくられたものをかんたんに捨てるのはもったいないと思うようになりました。

黄ばんだり小さな穴が空いたりしているこのシャツを、もう一度染めたらまだ着られるでは!?と思ったのがツアーのきっかけです。

独立行政法人 中小機構の報告によると、日本の年間衣類廃棄量はおおよそ100万トン、30億着分とも言われています。環境月間の6月にこうした社会問題を考えるきっかけに、染め直しによるリユースをアリマツアーでも推奨いたします。

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Photo|Aiko Okamatsu


今回の体験プログラムでは、有松・鳴海絞りの技法ながら、なんと絞らないのがポイントです。

ムラ染めという染色技法を用いて柄を出します。

上の写真のようにパッと見では迷彩柄のように見えるこの柄も、有松・鳴海絞りに従事してきた染色工場だからこそできるのです。

2年近く着ていたシャツとヘビーウェイトがステキに蘇り、3年目もガンガン着回しています!

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とはいえ、どんなシャツ・ブラウスでも染まるというわけではありません。

シャツをひっくり返し、品質表示タグをチェックしてみてください。

綿100%または綿が50%以上含まれていたら大丈夫です!

地の色が着いていたり、プリントがあっても面白い柄ができるかもしれません。

以前、おこなった『あいちトリエンナーレ2016 西尾美也+403architecture [dajiba]/PUBROBE連動企画 "PUBROBEで借りたお気に入りの服を、有松で絞染めするワークショップ』では、このような結果になりました。

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こちらはムラ染めではなく、くくりをした別の技法での染色加工になっております。


「初めてで不安…」という方にも心強い講師に、会場である久野染工場の代表 久野剛資さんからアドバイスいただけます。

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Photo|Ami Morita


今回のツアーでは先の写真のように、ネイビーとパープルの2色を用意しております。

地の色によっては合わないものもあるかもしれません。

もし気になる方がいらっしゃいましたら、tour@armt.jp までお問い合わせください。

みなさんからのお申込み、お待ちしております!


環境月間特別企画
愛着のあるシャツなどをムラ染めで復活!しぼREツアー

開催日時|2021年6月13日[土]、20日[土] 10:00-12:30
所要時間|2.5時間
催行人数|2名以上最大8名
集合場所|有松・鳴海絞会館[MAP
参加費|8,800円(税込)
予約受付締切|開催の1週間前まで
服 装|歩きやすい服装でお越しください。工房見学や染色体験の際に汚れてもいい服装、またはエプロンなどをご持参ください。

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