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人間のプライド

十代の頃から自分にはプライドがないと生きてきた。プライドがないことが、プライドなんだと。 譲れないものがあるということと、柔軟でありたいと思うこと。かたさとやわらかさ。 2つの対照的なもの、類似しているような、相反しているような、その重なりをひとつにするような、並んでいるような。 言葉はいつも言葉を超えない 生き物が生き物を超えないように。 でもきっと人類は超えてきたのかもしれないし、超えれると思って繋いできたのだろと思うと面白いなあ。 #とりとめのないヨル

    • 音になる

      月が明るいのではなくて夜が暗いから光っているように 鳥や昆虫の世界は知らないが 鳥や昆虫になったような感覚があり 空間の捻れ、空間のやぶれを見つけた気持ちもあり 何度思っても忘れてしまう この世界は自分の見てきたものや聞いたもの 今まで覚えた全部で出来ている たったそれだけ たったそれだけを抜け出せずにいる そんな世界から意識をずらす 決して作為ではなく反射でおこる #坂田明 #中島吏英

      • 夢見ること

        夢をみるのや理想を掲げるのはいつも容易く、世界がこうピタっと一直線になったような気持ちがある。 少しの助走をつけて手を思い切り伸ばせば届きそうなその夢も、1歩踏み出すごとにその倍の速さで遠のいていく。 ならばと、こちらももっと速く、もっと大きな1歩を繰り出そうと一生懸命になる。 いつかは脚もくたびれ、初めの1歩を踏み出したときの勇ましい気持も消えている。 もう駄目だと立ち止まり、その場に腰をおろしたときに初めて気が付く。思えば遠くまで来たもんだ。そこには見たこともない景

        • 神の所業

          自然界は一見循環しているように感じる。でももう少し長い目で見ると螺旋状にどこかへ向かっている気がするなぁ~と調子にのってモノ思いに耽っていた未明。ちょっとネットで調べるとそれはただの原理原則なだけでした。(本日の+1%) 猪には「沼田場」という泥浴びをする場所を作る習性がある。昔から猟師たちは沼田場に山の神がいると信じていたようです。 以前、村のお爺から聞いた話しでは「昔、猪なんか滅多に見んかったころ、朝に畑を見に行ったら畳2枚分のほど掘り起こされとるところがあった、その