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HAWKEN REBORNを遊んでみて

2023/5/17にSteamで配信が始まったHAWKEN REBORNというロボゲーで
配信をしながら数日間遊んでみました。

尚、私は前身となったオリジナルのHAWKEN未プレイなので、あくまで
一人のロボゲーファンとして意見及び感想となります。

ちなみにこのゲームはFree-to-playなので無料です、なのでみんなやろう

どんなゲームなのか

簡単に言えばコクピット視点でガチャガチャ動かせるロボゲーです。

日本語対応が無く全編英語なので細かいストーリーはよくわかりませんが
操作は複雑でもなく、初回にチュートリアルがありますしミッション進行も
画面上に表示されるポイントに向かっていけば基本進んでいくので、英語が
全く出来ないという人でも何とかなる
とは思います。

2回目になりますがこれが無料で遊べます、なのでみんなやろう

現時点ではアーリーアクセス

このゲームはまだ正式版ではなく、早期アクセス版なので実装コンテンツは
かなり限定されています。

画像の通り、3つのフェーズに分けて段階的なアップデートを予定している
ようで、現在は(2023.5.21)フェーズ1のため基本的なゲームプレイの体験
のみ提供されており、公式ディスコードなどで広くフィードバックを求めています

今作はPvEに割り振った仕様となっており、将来的にはオンラインco-opなど
マルチプレイによるミッション攻略が可能になるとのことです。

ゲームプレイ

メックと呼ばれる人型兵器に乗り込み、要所で現れる敵を倒しながら画面上に現れる黄色い矢印のチェックポイントに移動を繰り返す形です。

この手のゲームだと大抵は正面に現れる敵をモグラ叩きの要領で倒すのが
定番だったりしますが、当たり前のように背後で沸いたりするので画面左下のレーダーで常に状況確認するのが大事です。

動作スペックについて

CPU/GPU共に使用率は低く遊んでいる

Steam内で明記されているスペック要件については引用すると

OS: Windows 7 64-Bit (and Above)
プロセッサー: Intel Core i5-4430 / AMD FX-6300
メモリー: 8 GB RAM
グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 960 2GB / AMD Radeon R7 370 2GB
DirectX: Version 11
ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続
ストレージ: 30 GB 利用可能
サウンドカード: Onboard

この様になっており、あくまで最低要件での表記と思いますが現在主流の
ゲームタイトルを遊べるなら、問題は無いのかなと思います。

またゲーム自体は60FPS固定(2023.5.21現在)なので、ハイスペックPCを用意しても画像の通り、CPU/GPU共にかなり遊んでいるのが見て取れます。

画面情報と操作方法

戦闘画面の情報量が多く分かり辛いので、随所にルビを振って紹介します。

操作方法は現在キーコンフィグ機能が実装されておらず、基本操作の説明も
ゲーム開始時のチュートリアル部分でしか触れられていませんが大まかには
以下のようになっています。

移動:WASD
攻撃:マウス左右ボタン
ジャンプ:Spaceキー
ブースト:Shiftキー
高速移動:Ctrlキ
インタラクト:F
視野角大:マウスホイール

※ゲームパッド対応とのことですが未確認

バリアー機能について

自機のバリア耐久値が少なくなるとLOW SHIELD警告が出る

このゲームは歩兵を含むザコ敵を含め、バリアゲージを0にしないと本体へ
ダメージを与えることが出来ず
、特に耐久値が高いメック戦では真っ先に
相手のバリアゲージを0にする必要があります。

バリアの仕様については一定時間、ダメージを受けずにいると自動で回復
しますが、この時どんな攻撃でも被弾すると回復タイミングがリセットされるので特にメック戦で削られ、避難した先で敵歩兵が待ち構えていると数に物を言わせてバリア回復を妨害&ガツガツ耐久値を削られるので戦闘では何はともあれ歩兵処理を優先するのがコツと言えそうです。

カスタム要素はあるの?

あります
ただし、アーマードコアみたいな複雑なものではなくベースとなる機体を
選択してブースタと両手の武器を選ぶ形です。

機体や武装を揃えるにはミッション中に設計図を拾うことで製造可能になり製造するには指定される箇所ごとに拾った素材を消費する必要があります。

今回のショットガンはFRAMEを作るだけでいいので素材が足りていれば
画面右側のBUILDからお金と素材を消費した後、画面中央下のASSEMBLEを
クリックして再度お金を消費することで
目的のパーツが製造できます。

ちなみにBUILDの一個下にあるのが課金で得られるコインを消費して作れる
タブ
で、こっちを選ぶことで素材がなくとも作る事が出来ます。

遊んでみた感じ

現状アーリーアクセスというのもあって内容はお世辞に言っても薄いです。

一応実装されてるのは、ストーリーミッションが7つにエンドコンテンツ的なパトロールミッションと呼ばれるランダムに発生するミッションを受けて
延々と戦い続けるモードの2種類があるに過ぎません。

面白い点

・コクピットビューの没入感は高い
・英語が分からなくともプレイの支障は少ない
・機体フレームに特色があり好みのセッティングが可能
・撃破されても復活可能(復活には資源か課金コインを要求)

改善点

・武装バランスが悪く、実質レーザー砲一択状態
・フレーム、武装共に上位が存在するが差分が耐久値/単発火力のみと単純
・雑魚処理(特に歩兵)の的が小さいうえに動きが素早いため処理が困難
・ドロップ仕様を理解しないとパトロールミッションでのルート周回が困難
・英文をしっかり読めてない部分もあるが、全体的に説明不足感が拭えない
・今後のco-opテストも兼ねてなのか、基本的にサーバー間との
データ送受信を行っておりプレイ中のラグが多発する
・上記とリンクして、ゲーム中にサーバーエラーが発生すると直前までの
内容が無かったことになる

レーザー砲がなぜ強いか

現状(2023.05.21)だと画像のレーザー砲がぶっちぎりで強いです。

基本的に他の武器は距離減衰によって遠いほどダメージが下がりますが
このレーザー砲はダメージ減衰が無く、弾道もブレず、DPSもトップクラス
更には弾数の概念がなく、オーバーヒートするまで撃ち続けられるため補給が全く不要という超性能のため実質一択です。

オーバーヒートについても撃ち方の工夫で寿命が伸ばせますし、何よりも
ヒート率の上昇速度より回復速度の方が早いので、タップ撃ちならば実質
無限に弾を吐き続けられます。

次点で大量に出現する歩兵を手早く処理できるグレネードランチャー辺り
が快適性の高い武器かなと思いました。

パトロールミッションの遊び方

パトロールミッションはストーリーミッションを進めていく中で解放される
ゲームモードで、特に目的はなく素材回収と資金稼ぎがメインとなります。

資金稼ぎについては時間ごとにランダム発生するミッションを進めるだけで良いのですが、素材回収に問題となるのがロケーションとのレベル差です。

上記の画面情報で書いた自機とロケーションとのレベル差が自分で確認した限りだと、自機がロケーションより20以上高いとレアリティの低い素材しか手に入らず収集する意味がなくなってしまいます。

これを解決する手段がミッション受注1ミッションクリアするごとに大体
10ずつロケーションレベルが上がっていくので、自機とのレベル差を見て
調整することでレアリティの高い素材回収が見込めるようになります。

ただしデメリットもあり、ミッションを受けるごとにミッション中に出現
する敵のレベルも上昇していき、+10差くらいまでは頑張れば倒せる範疇
ですが+20以上になるとこちらの火力はほとんど通らず、相手は超火力で
こちらのバリアをぶち破り、ほぼ即死級のダメージが飛んでくるなど非常に
ピーキーな仕様になっています。

ミッション関係なく、ランダムでスポーンする敵についてはほぼレベル固定で現れるので必要なだけレベルを稼いだら素材回収→撤退がオススメです。

撤退については、スタート地点のポータル手前でFキーを押すことで

・回収素材の保存
・武装修理?現状、効果不明
・ハンガーへ帰還

の3つが選べるので、ハンガーへ帰還を選べば撤退することが出来ます。

また項目にある素材の保管については、撃破時の素材ドロップを防ぐことが出来ますがドロップしてもすぐ拾えますし、帰還時も特に選択しなくとも
リザルトで問題なく回収されるので正直、機能の有用性が分かりません。

ゲーム中のラグ軽減

このゲームは特に戦闘中のラグが顕著で、撃破した敵が棒立ちで残り続けるドール現象や、耐久値が減らないと思えばいきなり撃破したり(されたり)
明らかにPing値が高いサーバーで発生する様な現象が多々見られます。

応急処置的な方法として、画質設定を最低まで引き下げることでパフォーマンスにかなりの改善が見られました。

画質的な部分は、ハンガー内に表示される自機のモデリングに若干ジャギが
目立つかなという感じですが、戦闘中はほとんど差が分からずそれよりも
ラグや判定遅延などが大幅に改善されるメリットの方が大きいので個人的には最低設定推奨です。

感想

今後の展開次第で面白くもつまらなくも出来る状態であり、この段階で
決定的なことを述べるのは時期早々と思いますが、正直に言えば基本的なゲーム部分については十分面白く感じました。

ストーリーミッションもヒアリングが出来るに越したことはないでしょうが
特に気にせずとも導線に従って動けば進行する設計は見事に思います。

ただし、ゲームデザインに対するパーツバランスの悪さや一部ミッションの
極端な難易度など総じて荒い部分も目立ちます。

とはいえFree-to-playで遊べることを考えると、とりあえずお試しで遊んで
みるには十分な内容ではないかなと思います。

というわけでみんなやろう

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