30年振りの大学生になりました②｜海外生活#27

昨日は、大学にあるESLの試験を受けてきたのです。実はもう一ヶ所、迷っているところもありましたが、そんな事は、運命に背中を押されて時すでに遅し。

リーディングの試験が終わってから、別室ですぐに、今後の学生登録の手続がありました。試験を受けた日に、いきなり大学生になったのです。その後、登録を担当してくれる方とのやり取りは、もれなくスモールトーク（雑談）がついてきます。「あなたのことを聞かせて！」と若干前のめりな期待感。自分の趣味の話と子供の野球の習い事の話。それぞれを少しだけざっくりと会話を進めていったら、今回はたまたま、子供の野球の習い事が共通点で盛り上がり、最後には子供さんの写真まで見せてくれる微笑ましいシーンまで。

駐在が決まり、こちらにきた頃は、自己紹介の際に、何を話そうか、頭が真っ白になるぐらい緊張していた私。息子が大好きな野球を、たとえ日本人がいない環境でもやってみたい！とその思いに1年寄り添って行動したおかげで、だいぶリラックスして相手の話を聞けるようになったから、経験値に無駄なことなんて何もないんだなと思っています。

そんな時間を過ごした1年があって、まだまだ会話の深みやトークの幅は広げていきたい気持ちになりました。ある意味、自分が想像できないゾーンに触れていく経験値。予測できないけれど、コンフォートゾーンを抜け出して、来年はさらに、今年の自分の超えていく私でありたいと思っています。