10歳
1998年、2月には長野五輪が開催された。その頃、毎週視聴していた「アニメ週刊DX!みいファぷー」がバレンタインデーに始まった。この番組は、30分の枠の中に、ヘリタコぷーちゃん・こっちむいてみい子・ふしぎ魔法ファンファンファーマシィーの3つのアニメを放送するという画期的な内容だった。進行役としてニャロメ・ケムンパス・べしが登場した。特に、ファンファンファーマシィーの主人公でぽぷりちゃんがかわいかった。本名は西野かおりである。さて、3月1日で10歳になった私は、4月に岐阜県で小学5年になった。この学年の頃は、私が最も学校生活が楽しかった時期である。周りが寛容だったし、私のしたことが面白いと感じてくれてそれが嬉しかった。しかし、その反面調子に乗りすぎて周りに迷惑を掛けた面はあった。6月には、野外学習があった。竹で作ったスプーンでカレーを食べて、テントで泊まり、男女2人ずつでウォークラリーを行い、夜にはキャンプファイヤーを行った。マイムマイムを踊った。ドキドキするような展開だった。秋には、三重県の本田技研工業の自動車工場の見学を行い、その後は鈴鹿サーキットに行った。また、その後廃止になる名鉄谷汲線の車両に乗った。養老の滝へ行ったが、当時は近鉄養老線の列車に乗って向かった。私にとっては、花が開いた時期だった。
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