北野日奈子氏に関して
2月に、タワーレコード渋谷店では、北野日奈子氏のサインとメッセージを見ました。私は『希望の方角』という写真集を購入しています。北野日奈子氏は天真爛漫だと思っていましたが、読むとそれは表面上は割り切って明るい印象になるように振る舞っていたからかもしれないと思うようになりました。心の中では苦悩を抱えていて、受ける対象の者に冷たい仕打ちをされたり、選抜に入るか入らないかで振り回されて居場所が分からなくなったり(最近では選抜を固定しているようなのであまりなさそうですが)、内部事情に影響を受けて体調が変化したことで休業に至ったり、自分達が主役になれた打ち上げ花火のような2期生ライブを終えて同期が次々に卒業していったり、いろいろなことがあったそうです。そのような中で、親御さんのお母様はいつも背中を優しく押してくれて、やることはすべて肯定してくれたそうです。このことを知ったとき、日奈子氏にとっては母は「優しい存在」なんだろうと思いました。私自身は、幼い頃から実の母親に虐待されて育ってきたので、母は「怖い存在」でした。そのような違いがあるから、私はひねくれて生きてきたのかと思いました。日奈子氏は、自分の気持ちを大事にしているから人の気持ちを大事にできるとも述べていますが、そのような考えがあるからこそ太陽のような雰囲気を醸し出すと捉えています。中心に立つべき存在であると思います。今後、動物と親しむ北野日奈子氏が乃木坂46からの卒業後どのような道を歩んでいくかは分かりませんが、もし私が人生の形勢を逆転できて世の中で活躍できるような基盤にいたら、日奈子氏を知ったことを何かしらの記念の形として残したいです。(尚、個人的には北野日奈子氏が生まれた1996年に発売されたFIELD OF VIEWの『ドキッ』という歌に「いつも 飛び切りのその笑顔で僕のそばに居て」という歌詞があるのですが、私は北野日奈子氏を連想します。)